2011年のTV「笑こら」でグラウンドでの練習が始まると1年生が全員でパーカッションの楽器を走りながら運ぶシーンが写され、これは「1年生の体力作りとコミュニケーション」の為であるとの解説に「なるほど、それくらいやらなくてはね」と感心していた。その後色々と調べるうちに少し?

 

1996年のアトランタオリンピックへ行った時の話では各地でのイベントでその準備、後片付けは全て1年生がやらされ、しかも罵声が飛んでくる。漸く戻ったバスの中でくたびれ果てた姿が・・・・

 

定期演奏会でも1日目の演奏終了後の後片付けを夜遅くまでやって、次の日も朝早くからやってきて・・・

 

表面の華やかな世界の後ろにこんな闇の部分があった。

光と闇 あの「AIDOL]の歌の世界が広がっていた。ブラックなんてものじゃあない。

 

最近は?

先日の台湾遠征では夥しい動画がアップされて日頃見られない様子が数多くあり、その中で楽器の車両への搬入、搬出が写されていた。昔ならここは1年生のはずだが、男子部員の姿が目立つ。暗黙で重量物の運搬は男子の仕事みたいだ、勿論女子部員もてきぱきと仕事を進めているが「させられている」感は全くなく淡々といつも通りに自主的に進めている様子が気持ちよい。

 

部員同士が話している様子を見ても所謂上下関係は感じられない。顧問やコーチとの会話の様子でも自然な距離感が感じられる。

 

以前に「練習はつらくないですか?」との質問に部長は

「楽しく練習させていただいてます」

と答えていた。

 

その66,67で変化の年2018年を想像してみた。

その後あるインタビュー記事で当時のことを聞かれた顧問が

「伝統のある強豪校なので大変かなとは思いましたが平松先生が付きっ切りでサポートしていただき・・・」

と述べていたことからそれほど的を外してもいなかったか、と一安心した。

 

その1年生だが、CGの「みどり」ちゃん、金沢ではキョロキョロ見の初心者だったが今ではエレキベースも担当しCGも様になってきた。さらに横に控えた時もノリノリのダンスで皆を引っ張っている。海外ブログでも蟹ちゃんと呼ばれているし色んな動画でも数多く写り込んでいる、なにか気になる存在になってきたようだ。

ひょっとするとチッピ2世????

 

京都橘の闇は消えつつある

光はすぐそこに