足攣り対策 | ALS記

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2023年2月13日に診断されて、現在進行中。とりあえず仕事は続けています。進行がとても遅い症例のようで、その状況を記録して発信していこうと考えています。

 足が弱まっているのを最近実感していて、小走りがほぼできなくなっている。大腿部が上がらないような実感があり、傍から見れば早歩き程度に見えるだろうなと思う。また、一旦かがみ込んだら立ち上がる自信もないので、膝を曲げるのが億劫になっている。健常時には全く意識していなかったが、足の指で地面を押して動作を安定させるのが意外と重要だということに気づいた。

 

 こうした状況の進展につれて、夜間に大腿部がピク付くこともほぼ連日になっていて、攣ることも同時に増えてきた。最近は割と脛が多い。起床時にも部分的に攣るのだが、この場合は攣る範囲が狭い一方で、発生範囲は広い。太腿から脛、ふくらはぎ、土踏まずとバリエーションが豊富で対応に困るところ。先日は自動車の運転中に右足が攣ってちょっと焦った。

 

 という風に馴染み深くなってきた足の攣りだが、最近防止策を発見した。攣った場所の筋肉に力を入れて踏ん張ると治まるのだ。従来は攣った足に力を入れようものなら更にひどくなったのだが、何とも不思議なことに治ってしまう。この仕組みは判らないが、運動ニューロンがバグって筋肉が暴走しているのだとすると、力むことでリセットされて暴走が治まるのではないか。この後どうなるか、注視していきたいと思う。

 

 こういったことも進行が遅いALSでしか観察できないことだろう。