ラジカット専用オープナー | ALS記

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2023年2月13日に診断されて、現在進行中。とりあえず仕事は続けています。進行がとても遅い症例のようで、その状況を記録して発信していこうと考えています。

 昨年12月の分から、ラジカット内用懸濁液の初回開栓が非常に難しくなった。これは私の握力が落ちたせいではなく、握力は健常な妻が「固くなった」と言っていたので、きつくなったのは確実だろう。2回目以降は特に変化はないので、初回だけ。恐らくキャップの内側に固着されたビニール部分との接合が固めになったのが原因かと思う。

 

 3月分でもずっと固かったため、駄目元で製薬会社のWebフォームで問い合わせてみたところ、その日のうちにお電話をいただいた。「仕様として変更はないのだけれど、現場に要望を伝えてみる」とのこと。またその際に「専用のオープナーがあるが使っているか?」と尋ねられた。その存在自体を知らなかったため入手方法を訊き返してみると「製薬会社から直接患者さんに送ることはできないので、病院か薬局に訊いてみてほしい」とのこと。

 

 ということで早速調剤薬局に取り寄せてもらった。私の場合2回目以降は自力で空けられるため、4月15日の初回開栓でも非装着時には開栓できなかったが、着けてみるとあっさりと開けられた。材質はゴムで摩擦係数は結構高い。

 

 

 オープナーはゴム製でボトルキャップにしっかり着けられる。ただ、重量が40グラムあるので装着時はバランスが悪くなる。内栓がない初回は慎重に回した方がいいと思う。

 

 

 キャップに深くしっかり差さないと安定しない。オープナーを抜く際は、キャップをボトルに着けた状態から、横方向によじる。ゴムの弾力があるので、梃子の力で外すような感じ。

 

 

 ちなみに箱にも何とか収めることができるが、上にある内蓋は折り曲げないと箱の蓋は閉じられない。

 


 

 ラジカット専用の保冷袋は薬局でもらえたのだけど、これは存在自体を知らなかった。色々と規制があるのだろうとは思うが、この手の情報をネットで積極的に開示してもらえるとよいと感じた。