今日で今年も4日が過ぎたか、わしら老人にとっては正月も終わりやなあ。


正月云うてもさっぱりおもろい事も無い。


そりゃあそうやな、どこへも行かんとこたつの中に籠っているだけやもんな。


おもろい事も無いと云ったが、2日には娘家族の総員が集まったんやか。


これ以上の幸せなんてないよなあ、贅沢言っちゃあかんか。


ところで、今年の「紅白」・・・・、あれっていったいなんやねん!


歌番組・・・、いや違うなあ、舞踏会・・・、いや、これもちゃうなあ。


まあ、カミさんが見ていたから最後まで付き合っていたが、来年からは絶対始めから見いへんで。


よくもあれだけくだらないものやったのんやと、思ったが、要するに、あの種のものではわしらの時代は終わったんやと漸く今になって分かった。


今迄は、毎年、暮れから黒澤明さんの映画を見る事にしていたが、今年からは「七人の侍」だけにして、あとは洋画にした。


どんな映画かと云うとやな、驚いたらあかんでえ。


わしがまだ実社会に出る前から、出てからの映画やから50年以上前という事になる。


最初は「現金に手を出すな(ジャンギャバ主演)」1953年、次が「ボージェスト(ゲーリークーパー)」1939年、3番目が「地上より永久に(モンゴメリークルフト)」1953、今日が「シェーン(アランラッド」193年やでえ。


どや、分かるめい、最近の事は何も知らへんけど、古いことやったら可なり・・・・、そうも言えへんなあ。