優しい夕日が僕らを照らす
君と2人で歩く帰り道
アスファルトに落とす影は手をつないでいる
そんなことで笑顔になってしまう
分かれ道で立ち止まる
振り向いた君は顔にも影を落としていた
ピキ・・・
どうしたの?
いつものように微笑んだ
君が口を開けても言葉は出てこない
ピキピキ・・・
私ね?
あなたが好きなの。
でもね?
もっと好きな人ができたの…。
パリン!!!
君は泣いていた
止まらない雫は影を濡らす
大丈夫。大丈夫。泣かないで。
咄嗟に口から出た言葉
それは紛れもない嘘
君の幸せが一番だから。
おかしくなりそうな鼓動を抑えて
何かが崩れる音がうるさく響く
僕の声は誰にも届かない
触れられなくなった君が泣き止む頃
僕らはすでに闇の中
ごめんね。ありがとう。
未だ愛しい君は笑顔をつくる
君は…。
ユラ・・・
待って
言わないで
いつだって…。
グラ・・・
お願い
最後の気丈が崩れてしまう
君はいつだって。
優しいね。