「無言館」からの帰り道。
バス停までの道のりは緩やかな下り坂。
人生の先輩方の…
哀しくもあり、美しくもあり、たくさんの青春を
見てきたあとだから、改めて自分に問うてみる。
戦没画学生慰霊美術館 「無言館」
八月に24時間TVの中で見たドラマ「無言館」。
たまたま、テレビを着けたら日テレだった。
場面は途中から、中盤くらいかな?
なんか、グレーかかったドラマだなぁと見始めて…
浅野忠信さんと寺尾聰さんの芝居に入り込んでしまい、最後には涙して感動しちゃって🥺
戦没画学生慰霊碑「記憶のパレット」
2022年。今年はロシアによるウクライナへの侵攻により、戦争とは?平和とは?
改めて、考えさせられる年ではないか?と思います。
このブログを書いてる現在。
今も、ウクライナの兵士、ロシアの兵士が戦い、ひとつの命が失われたりしてるんじゃないか?と思うと胸が痛いです。
なんで、誰かのエゴの為に若い命を犠牲にしないとならないのか?
戦争経験者では無い自分こそ、当時の事をもっと知り、若い人達へ伝えて行かなきゃならないんじゃないか?
まあ、考え方は人それぞれ…
自由だと思うから、強制はしないけど。
若い方々には、「無言館」に来て知ってほしいな。
純粋で夢いっぱい詰まった絵画に出会えるよ。
「傷ついた画布のドーム」
エントランス横にあるオブジェ。
反対側に書かれた言葉。
画家とは愛するものしか描けない
相手と戦い 相手を憎んでいたら
画家は絵を描けない
一枚の絵を守るということは
「愛」と「平和」を守るということ
「無言館」までの道のりには坂があります。
上り坂です。登ると割りかしシンドイ坂。
自分に問うと書いて「自問坂」
こうして、自分は行きも帰りも自分に問いました。
戦争の犠牲になって散っていった若者がいたのに…
果たして、自分は若者達ほど一生懸命生きてきたのか?と…
情けなくもあり、うーん。
じゃ、これから頑張ればいいじゃんか。
そうなんだけど、はっきり答えは出ない。
ただ、キッパリ言えることは…
戦争はダメ!
ウクライナに一刻も早く日常の暮らしが戻りますように…そう願うこと。