退院したその日、まず行ったのが近所の行きつけのラーメン🍜🍥屋さんだ。入院中、ずっと食べたいと思っていたのだ。
けれど、一口食べてそのしょっぱさにびっくりした。入院前は何とも思っていなかったけど、この3週間スーパー減塩生活を送っていたので、外で食べるものがとてもしょっぱく感じられた。
そういえば、膝や首にできていたアトピーも、入院中にすっかりキレイに治っていた。
減塩のおかげだと思う。退院して普段の食生活に戻ったら、また痒くなってしまった😅。
退院後は、1ヶ月の自宅療養を経て仕事に復帰した。
自宅療養中はできるだけゆったりしようと思ったが、夫が単身赴任先に戻ってしまい、結局家事などは手術前と変わらず私一人でやらざるを得なかった。
それでも、長女が以前より家事を手伝ってくれるようになったり、私が家にいることで娘たちも何だか少し嬉しそう(たぶん😅)にしているのを見て、つかの間の休養生活を大事に過ごそうと思った。
ただ、何だろう。
私はそれまで、2回の育児休業を経験したが、どちらも仕事に復帰する直前は、戻る場所があることをありがたく感じ、復帰への意欲もそれなりにあったのだが(若かったからかな~😅を)、今回はちょっと違っていた。
復帰と同時に人事異動も控えていたのもあったが、復帰の2週間ほど前から、心臓が、ジェットコースター🎢の下りの時のような感覚でふうっと、ものすごく気持ち悪い感覚に襲われるようになった。
あまりにも頻繁に起こるため、調子が悪いのかと思って病院に相談して、S先生に診てもらったが異常はなし。
このとき、職場復帰をもう少し延期してもらうよう先生に相談してみてもよかったのかもしれなかったが、先生にはそんな気配はまったくなく、「もうすぐお仕事復帰だねー。プレッシャーかな?」などとおっしゃるもんだから。
今思うと、体はまだ仕事に復帰することを望んでいなかったのかもしれない。
実際、体も気持ちも、とてもじゃないけど仕事ができるという気がしていなかった。
自宅療養の日々を満喫してはいたけれど、気持ちは復帰に向けて一向についていけないまま、ついにその日を迎えてしまった。
私はまたしても、自分の心と体の声に耳を傾けることを忘れてしまった。