世の中には<あの人、人柄はいいんだけどなあ・・>、と周囲がちょっと腰を引く様な人がままいるものです。

 上の女性は安倍晋三首相の奥さんの昭恵さんですが、この女性もそうした<あの人人柄良いんだけどなあ・・>と周囲に思わせる代表選手の様な方です。

 

 「大麻で町おこし」と称して大麻草の種や茎から食品や衣服をつくる商品を扱っていた会社社長と親しくなり宣伝していたものの、その社長は違法な大麻を所持していたために逮捕されたり、全国的に有名になった「森友学園」大騒動では“名誉校長"となって首相である夫を窮地に立たせたり、最近ではタレント達と“レストランの敷地"で花見をして国民的顰蹙を買ってもいます。

 

 さすがに「悪妻は60年の不作」とまでは言いませんが、何故、これほどまでに夫に迷惑をかけるのか?

 多くの国民が疑問に思っています。

 

 そんな“悪妻"のふるまいに、どうやら自民党関係者からも漸く批判の声が表に出て来ているようです。その理由は、感染拡大中の新型コロナウイルスに対する対応でかなり危機感を欠いた初動や顔に合わないマスクが国民の反感を増幅している為でしょう。

 

 

 

(AERAdot. 4/21 15:04配信)

『安倍晋三首相の妻・昭恵氏に対して、国民の不信感が最高潮に達している。批判の矛先は「常軌を逸した行動」に向けられている。

 

 新型コロナウイルスの感染が拡大して国民の行動が制限されている中、昭恵氏は3月下旬に人気モデル・藤井リナやアイドルグループ・NEWSの手越祐也らも顔を出した食事会に参加していたことが週刊ポストの報道で判明。桜をバックに昭恵氏が笑顔で写っている写真は国民の怒りを買った。

 

 安倍首相が3月27日の参院予算委員会で、昭恵氏が滞在したのは公園ではなく、場所はプライベートなレストランであると説明。

 

「(会合後)みんなで記念写真を撮影する際に、(敷地内の)桜を背景に写真の撮影をした」

 と弁明したことも火に油を注いだ。

 

 これだけではない。安倍首相が3月14日に新型コロナウイルス対応の改正特措法の施行を受けて、

 

「自らの身を守る行動を」

 

 と警戒を呼びかけたにもかかわらず、昭恵氏が翌15日に約50人の団体と共に大分県宇佐市の宇佐神宮に参拝していたことを、週刊文春が報じた。昭恵氏のツイッターには、

 

「日本がこんなに情けない国である事が証明されてしまいましたね。日本のファーストレディーですよね? ただのおばさんにならないでください! 恥ずかしいです。ほんとに情けない…こんなに叩(たた)かれて…」

 

「奥様さえ言うこと聞かないのだから、国民も言うことききませんよ! まだ緊急発令出る前とはいいながら、もう東京は大変な時期でしたよね、って言ってもお分かりにはならないですね」

 

 など抗議のコメントが殺到している。

 

 安倍首相の新型コロナウイルスへの対応を巡る不満に加え、昭恵氏の数々の「失策」も影響し、安倍1強体制の自民党に対する風当たりはかつてないほど強くなっている。自民党の中堅議員は、こう嘆く。

 

「事務所に『自民党は安倍首相に対してイエスマンしかいないのか』と抗議の電話がここ1週間で大幅に増えています。党として安倍首相を支えていく気持ちは変わりませんが、昭恵夫人が首相の足を引っ張っていることは間違いありません。この緊急事態でなぜおとなしく家にいないのか……。それ以上に首相が奥様をかばっていることに不満を持つ議員は多い」

 

 依然として収束のメドが立たない新型コロナウイルスだけではない。自民党内は、昭恵氏の空気を読めない行動にも頭を悩ませている』

 

 

 

 私などは人並み以上に想像力が多いので、ついつい邪推をしてしまいます。

 

 「実は昭恵さんがいたからこそ、政治家として選挙資金をふんだんに調達できた」

 「安倍さんも男ですからかつて浮気をして以来、頭が上がらない」

 「実は本気で愛しているからこそ周囲を無視してしまう」

 「昭恵さんの周囲やバックにいる大物に遠慮している」

 

 小説家などは私などが想像もしない因果関係を書くでしょうが、一強他弱と言われ総裁4選の声も周囲の応援団から出ていましたが、最近はそんな声は全く消えてしまいました。

 

 つまり、国家が国難とも言える危機を迎えた時のリーダーとして皆が<あの人しかいない!>とは決して考えていないという事の証かもしれません。