先生、ども。
先日の朝、電車の中でいつものようにお気に入りの音楽を耳に入れながら、
車中をぼんやりと眺めていたところ何か、
「澱(おり)」が落ちる感覚、
物理的に表現すると「卵の薄皮が剥がれていく」感覚、
を得るという不思議な体験をしました。
この時聴いていた曲は、ジュリアン・レノン氏の「バロッテ」という曲で、
気になってこの歌はどういう内容が歌われているのか?
をその場で調べたところなんと、
長年にわたって持ち続けていた父親に対する複雑な感情を、
ポジティブに総括するような歌詞になっていました。
なるほど。
この時の不思議な感覚は同時に、
もう持っていない、と言い続けていたはずの「あの時以降」の後悔の感情が、
「事象」は消えはしないけど、その上の乗っかっていた「澱(おり)」は流れて去った、
流したトイレの水のようにw。
そんな感覚でしたよ。
だからといってその瞬間以降今まで、何が変わったわけでもなく、
相変わらず些末な喜怒哀楽に包まれた毎日ですが、気分は少し晴れやかになりました。
まぁ、出来事にはあんまり意味は無く、
出来事をどう捉えるかに意味がある、と考えるに値する体験だったかな?
と思いアウトプットしました。
Jurian Lennon - Vallte
でわでわ。