先生、お疲れ様です。本年は大変お世話になりました。
さてこれから書こうとしている文章は、
臨床心理士というプロフェッショナルな話相手との、カウンセリングという機密保持が保証されている機会にも関わらず、
他人との日常会話が少なく、更には「話を聞いてもらえる」という喜びからテンションが上がってしまい、
なかなか本当に話すべきと考えていることが話せていないという状況から、
それならばここに思いつくままにメモして記録に残そう、
という意図に基づくものになっています。
また、病気の「以前」と「以後」では明らかに自分という「個」が変わってしまったという実感が、
記憶力、表現力、その他にあり、そこに年々の加齢という衰えが加わることにより、
思いついたこと、大事だと感じたことがご面談までに記憶しておけない、
ということもこの文章を書く動機となっています。
更には、いつまでもご面談の機会を持てるとは限らないことから、
頭の中に浮かぶ黒雲をとにかくアウトプットしきってしまうことが拠り所になればとも考えています。
KIRINJI ― Alians
ではこれから書く、文章をお渡しできる機会まで。
2021,12