「背書き」シリーズ第2弾!!
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前回と同じく、フィリップ・K・ディック作品、

前回掲載の『ヴァリス』は3部作になってますのでもう1回やるよん♪

一部ディック・マニアのみを対象に掲載しております(o*。_。)oぺこっ

ではどうぞ

カトリック教会と共産党が手を取り合って支配している邪悪な地球へ、聖なるものの侵入は謀られていた。アシャーという男が、妻リビスの多発硬化症を治療するためにCY30=CY30B星系から地球に帰還しようとしていたのだ。ところが、リビスの胎内には、かつて地球から追放された神格ヤーウェの子が、非人類との性交によって孕まれた子が宿っていた。

それに対して大修道院長と行政長官は、地球の瀬戸際でかれらを抹殺しようとしていた。こうして悪魔になった神と神となった悪魔の、光の子と闇の子との壮烈壮麗なエントロピーの零度であるアルマゲドンへと、フィジカルに、さらにメタフィジカルに突入していくのだ。

が....本書は正確に言って『ヴァリス』の続きではない。巨大にして能動的な生ける情報システムであるVALISにインプットされたディック神学を物語へと変換していった『ヴァリス』そのものの再話であろう。


どうだぁ~、全く理解できないだろ?常人には。

だってこれだけ読んだら、熟読している私でさえ何の話か分からないんだから(爆)


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