さて明けて翌日。
期待通りの純和風の朝食を頂きます、ご馳走様。
今日はどうやって帰ろうかね、とダラダラ過ごし退場時間の10時です。

帳場に行って料金を払い、

「いやぁ、本当にお風呂が良かったですよ、熱いけど」
と感激したことをお伝えすると

”熱い?我々はこんなのぬるくて入れませんよ。
湯畑から引いてくるうちに配管の中で冷めるからね。
まぁ、だから一般の人が入れる風呂になるんだけどね。
本当の草津のお湯はこんなもんじゃないですよ。”

そうなのか、きっと草津の人達は体が麻痺してるんだね。
無料の立ち寄り湯に寄ろうかと思っていたけどこの言葉で断念。
とりあえず草津の町は出たのでした。

そうそう、
玄関に並べられていた靴は我々のものを数えても4組。
ってことは我々以外に客は1組。

そうか、女将さんがいないからって客を取んなかったでしょっ?
だってさぁ、『手が回らなくてすいませんねぇ』って言う割には
我々、やりたい放題で放りっぱなしでしたもんね、ご主人。

でもありがとう、いで湯荘さん。
今でもたまに我々の会話に『いで湯のオヤジ』は
いい加減な人の代名詞(ごめんなさい)として出現します。

次に草津に行く時も必ず泊まらせてもらいますから
これを読んでも意地悪しないでくださいね、お願いしますよ。

こうして書いているのも楽しかったからなんですから、ホントに。


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