土日はリハビリもお休み。
久しぶりにのんびり昔のLINEや日記を読み返していた。
この病院の廊下には椅子がない。
歩く練習をするためなのか、長い直線が続いていて、私も歩行器で横を通り過ぎる。
つい先日、その長い廊下に泣き崩れる家族。
脊損専門病院ですから当初の私と同じ状況であろうヒトの家族の姿。
手術室から少し離れた廊下でお母さんらしき人が床に倒れこんで泣いている。
手術中なんだなぁ〜と、思った瞬間我にかえる。
そう言えば私、手術の時誰も居なかった!
手術室に運ばれた時、会社のKさんはお風呂入りにお家に帰り、家族は九州から着いていなくて。。。
手術室に運ばれて行く時ドラマなら
頑張るんだよ〜
なぁ〜んて並走してる姿あったはず!
意識は朦朧としていたけれど無かったよね?
後で聞いたら
面会時間終わるから居ても仕方ないと思って
そう、彼先生から手術の説明受けた後仕事に行ったらしいのです
初めての事だから仕方ない?と思いつつ気持ちは複雑
そんな私の入院中に、彼の知人(私も知っている)が亡くなってお通夜に行く事になったそうな。
星が少しある???
急いでいたのでスルーして
手短に伝えました。
もしかして、○○さんのお通夜
そのネクタイで行こうとしてた?
うん。だそうです。。。
彼には彼の世界があって
きっと一般的にとか普通って言うのがないんでしょうね。
あの日、手術室に1人で入ったのもわかる気がしてきました。