こんにちは。
木村です。
ファッション業界に身を置いてから約6〜7年が経ちました。
まだまだ業界のすべてを見てきたわけでは無いんですが、
流行を追いかける業界ながら、その中身の考え方は”固い”業界だなーと感じることがあります。
保守的というか。
それは、制度、ルール、商品の作り方などもいろいろな面で。
ご存知の方も多いですが他業界よりも離職率が高い水準で、やはり平均勤続年数も連動して短めです。
さらにこれから日本は労働人口が少なくなりますし、そういった外的要因に加えて、
ファッション業界を志望する学生自体も減少傾向に。
そんな状況の要因の一つとして、
WEBやSNSが浸透したことでそのコンサバすぎる部分が、社外や他業界へ伝わりやすいために働き手が逃げていくのでは。
と感じることもあります。
それによって外から見たイメージは、
とにかく大変そう、とか給料が低そうなどでしょうか。
1年前の週刊ダイヤモンドの中でも
という記事があり、販売員の仕事が無くなるのでは、という指摘もありました。
悲観的なニュースが多い業界ですが、いちファッション企業人事として
「販売」「アパレル」のこれからの仕事はどうなっていくのか。
しっかり考えないといけません。
ーでは、これから業界が発展していくためには何が必要なのか。
その1つとして、私は「テクノロジーへの理解」だと考えています。
ちょっと前になりますが、少しでもそのヒントを得られればと
ファッションテックナイトというイベントに行ってきました。
イベントレポートは下記参照。
2010年ころから少しずつ出てきたファッションテックという新しい分野。
今のところ大きくは2つの分野に分かれると思っています。
①ウェアラブル
②新たな顧客接点(売る仕組み)
①のウェアラブルについては、メジャーどこで言うと
appleWatchやJINESMEMEがそうです。
そして②の顧客接点ですが、
これこそファッション側が特に考えなくてはならない事だと感じました。
なぜかは、後ほど説明します。
今回のイベントで紹介されていたのはWEB接客を可能にする「KARTE」というサービス。
WEB接客には可能性を感じるものの、まだまだ課題もあり発展途上なのかなと。
ファッション側のリテラシーやお客様の慣れ感、あとは純粋にリアル店舗以上のメリットをどう出せるか。
でもこれが進化していくと例えば、
いまは大型のデジタルサイネージなどで行われている3D試着を個人の端末で行えたりするかもしれません。
そして販売員がリアルに近い形でWEB上で接客をする。
それもビッグデータで解析されたリコメンド(オススメ商品)を参考にしながら行い、提案レベルの底上げもされます。
※カーナビに慣れると道を覚えられないのと一緒で、頼り過ぎは怖いですが、、、
そういった事が可能になれば、リモートワーク(自宅勤務など)で
店舗にいなくても接客の仕事が出来るようになるかもしれません。
とにもかくにも
そんな未来を想像させられるイベントでした。
ではなぜ顧客接点をファッション企業が考えた方が良いのか。
それは、
●テクノロジーは手段で、いつどこで何をお客様が欲するのかファッション側の経験値と掛け合わせて初めて価値が出るから。
●「販売」など既存の仕事の価値を考え直し、今後新たな仕事を生み出す事が業界に求められるから。
以上のように私は考えています。
特に下の新たな仕事の生み出すこと。
長年の課題である、
定年までファッション企業で勤めるには、どうキャリアを作っていくのか。
販売職が100%なくなるとは考えていませんが、役割が変わる可能性は高いと感じています。
アシックスの取り組みなどは、とても可能性を感じています。
事業モデルを新たに作り出す事で、新たな雇用を生み出せるので
そのあたりも積極的に情報収集していこうと思います。
さて今回はこの辺で。
文章ばかりの、乱文失礼いたしました。
あと、そんなファッション業界の未来にご興味ある方、ぜひ意見交換しましょう。
今月もよろしくお願い致します。
