こんにちは。
木村です。
前回のブログで
ファッション業界の人材難について少し触れましたが
先日のFashion HRさんでも記事がありました。
アパレル業界の労働人口低下問題を考える
ただその中で、
採用側が以前と変わらない条件を求めているという指摘がありましたが、
現場からするとブランドカラーに合わなかったり、最低限の接客力を期待できない場合は採用しずらいのが現実。。
だからこそ、
評価システムや制度の見直しをすることで、
育児中の方や働き方に制限がある方たちがより働きやすい、働きがいのある環境を整えるべき
という部分には大きく同意でした。
さて。
本日は「フィードバック入門」という本を紹介したいと思います。
こちらの本は東京大学でコミュニケーションやリーダーシップの研究をされている中原淳先生の著書。
中身が気になる方は、中原先生のブログで概要が記載されているので、
こちらで見てみてください。
私自身はマネジメントの経験がないので、
あまりフィードバックを行う機会はありませんが、
評価制度の運用が担当業務であるため、店長などから時々質問をうけることがあります。
実際に行っていないので、正直なかなか答えづらいのですが、
基本的には一般論とあとは部下からの視点でお伝えするようにしています。
部下の視点は、シンプルに言うと、
「事実ベースに指摘をしてくれて、成長を考えてくれている」
ことが感じられると部下としてはとてもありがたい。
と私は感じています。
ただし、これも人それぞれ。
時には、とにかく自分の苦しい環境に共感して欲しいだけの方もいるでしょう。
様々です。
もちろん事実に従って厳しい事を伝えられれば、
すぐに納得ができない事もありますが、
そんな時に根気強く伝えてくれるときこそ
後からありがたみを感じるものです。
※そればかりに頼っていてはダメなんですがね、、苦笑
こちらの本によれば、
事実に基づいた情報すなわち「SBI情報」を集めることが、
準備の第一ステップとのこと。
部下の人数が多い人は、
なかなか全員に目を配る事は大変ですが、
そんな時は頼れるベテランの方などに
役割を手伝ってもらうのも良い方法だそうです。
それと、この本の特徴は
学術論になり過ぎないように、実際にビジネスの現場でマネジャーをされている方のインタビューを「実践知」として掲載しているところです。
例えば、あるマネジャーさんは
「面談後に部下に議事録を提出させる」
という手法をとっているとか。
それは上司が記録しきれないのもありますが、部下へどれくらい伝わったかを知るためでもあるそうですです。
それによって例えば、2〜3行しか書かなかった人は、やっぱり共感してもらえてなかったなんてことも。
などなど、いろいろ。
気になった部分をすべて書いてるとキリがないので
これくらいにしておきますが、最後にこれだけは。
「フィードバック」をどれだけ根気強くやっても
変わらない人はいるという事です。
中原先生の言葉で印象的だったのが、
その人達も「一人の大人として変わらない事を選択してる」
のだから否定するものではない。
という話。
組織と個人の成長のためのフィードバックだけども、
相手がどんな人であっても、一人のひととして
尊重することが大前提。
と改めて再認識しました。
人事の業務ひとつひとつも
その意識を忘れないように気をつけます。
とても気づきの多い本でした。
中原先生、ありがとうございました。
それではまた。



