前回の記事の続きです。
乳腺外科で治療中止の話がありまして、問題の心機能について循環器内科に聞きに来ました。
私はもともと循環器内科にかかっており、そちらにも主治医がいるのですが今回は突然の受診たったので若手の先生に対応してもらいました、イケメン先生でした(眼福♪)。
さてさて、
今回の検査結果の画像や数値を定期検査や数年前のものと比べながら説明していただきました。
問題となっている左室駆出率(LVEF 1回の心拍で心臓から送り出される血液の割合で心臓のポンプ機能の指標、左心室の正常な駆出率は約55~65%)は治療初期の頃は64%でしたが3ヶ月毎の定期検査で55%になり、前回は49%でして低下率は23%。
(乳腺科の主治医が言っていましたが、50%以下で化学療法中止になるようです。)
化学療法をやる前と比べて7~8割の心臓の動きって事でしょうか。
自覚症状ないけど。
心エコーの動画も見ましたが、前の心臓の動きに比べると今回の動きは若干ゆっくりでした。
心筋もチェックしてもらいましたが、薄くなっておらず所見なし。
ハーセプチン(トラスツズマブ)の副作用のページを見ながら、先生がこの薬は副作用色々スゴイですねー。と言ってました。
分子標的薬は抗がん剤より副作用も少ないってイメージでしたけれど、それでもやっぱり体には負担なんだなって改めて思った次第です。
ちょっと前の記事で書きましたが、投与中はハーパーがずっと血液中を巡っていて微細なガンをやっつけてくれるお守りのように思っていたけれど、心臓にとっては負担だったんだな・・・と複雑な気分。
そして、心機能の低下に加え今回は今まで全くなかった不整脈(心室性期外収縮)も出ていました。
ちなみに副作用の出る割合は、心不全(駆出率低下など)は4.5% 不整脈は1.4% で100人に1人くらいですねとの事でした。
以前循環器科にかかっており、心臓に問題あったので今回も心臓の検査で引っかかったのかと思いましたが、心臓の動きも違うし今回の薬剤性心不全とは関係ないのではとの事です(私の場合)。
心不全は、化学療法をやめれば特に治療は必要ないけど不整脈も出ているし次回再検査となりました。
せっかく3週毎の通院になったのにまた毎週通院している・・・
乳がん HER2タイプ
術前化学療法
EC療法4クール終了
ドセハーパー
パクリハーパー
ハーパー、パクリ等
好中球低下で中止が多く
術前化学療法 不完全終了
↓
センチネルリンパ節生検
転移無し+全摘手術
↓
Grade3(完全奏効)
術後残りのパクリ半年遅れで終了
心臓弱ってハーパー途中終了か(?)