全摘手術後2ヶ月ちょい経過
早いもので、片胸全摘手術後2カ月が経過しました。
特に大きなトラブルもなく、傷跡も落ち着き、片胸にも慣れてきました。
術後初めて傷口を見た時に、脇の皮がしわしわでショックを受けましたが・・
なんと 皮というのは伸びたり縮んだりして、今の体にフィットするのですよ 。
なので、今は、完璧じゃないけれど皮膚がいい感じにフィットしてきています。
体ってスゴイですね。
さて、今回気になった事を書いておきます。
術後の傷口の事です。
ラッキーな事に、主治医がなかなかの縫合上手で、キレイな傷口に仕上げてもらえました。
脇の方は、ややデコボコしていますが、体の中心部の方はとてもきれいです
本当にぴたっとした傷口だったんです、術後しばらくは・・
確か、術後2日位から、腕を動かせと腕の可動域を広げるリハビリ開始。
おっかなびっくり肩を回してました。
その後、術後ヨガをやってみたり、可動域マックスまで腕を回してみたりして、
「大丈夫、腕ちゃんと動く。」と確認してました。
2、3週間経って、やっと傷跡がキレイになるテープ アトファイン を購入。
貼ってみましたが、腕の動きに連動して動く脇側の胸は アトファイン の粘着力をもってしても抑えきれなかった
結果。
良く動く個所の傷口が伸びて、ピッタリくっついていた傷口が伸びてミミズ腫れっぽくなってしまった
イメージ的には体の中心部は傷が細い線なのに対し、傷口が伸びてしまった個所はオレンジ色っぽくなっている。
と言う感じです。 下図 イメージ画像。
今更手遅れなんですが、腕はどのくらい動かさないと固まっちゃうのかリハビリの方に質問してみました。
動かさないと関節が固まるというより、関節についている筋肉が固くなって動かしにくくなる。
でもそんなに早く固まってしまうわけでもない、固くなったら少しづつ伸ばせば大丈夫。
※ センチネルリンパ節生検の場合は脇にそれほどダメージを受けていないから大丈夫なのかもしれないです。
それを踏まえての私の見解。
術後すぐに、MAX可動域でぐいぐい伸ばさなくても良かった。
傷口を アトファイン だけに任せておくのは不十分だった。
そして、
次回また手術をするような事があれば、こんな対応にする事にしました。
術前に腕をよく動かしておく。
術後は無理をせずほどほどに動かしておけば良いような気がする。
もし、ぐいぐい動かす場合は、アトファイン を貼った傷口の上から更に反対側の手でビッタリ押さえて傷は開かないように、周囲の皮膚が動くように補助する。
ぐいぐい腕を回すのはほんの1分くらいなのでその時だけ抑えればOK。
こうしておけば、ミミズ腫れのような傷跡になる事はなかった・・・かもしれない。
これから手術される方は参考にしてみてください。