(乳腺クリニックから治療を受けている総合病院に移り2週間経過、8月の出来事をさかのぼって書いています。)
こちらの病院では、化学療法前にCVポートを留置するのが流れとなっているようで2回目の受診では既に説明を受けていました。
模型も見せられたけど、
最初は「何の話をしているのやら」という感じでした。
さて、中心静脈(CV)ポートとは
点滴を行うために皮膚の下に埋め込んで使用する器具の事。
2cm程度の大きさの本体と、血管の中へ挿入するカテーテル部分から構成されています。
こちらでは一泊入院、一時時間ほどの手術で留置できるとの事。
CVポート留置のメリット
本体部分に針を刺すことより、一発で点滴漏れを起こさずに確実に薬剤が投与できます。
抗がん剤などの強い薬でも、頸部の太い血管に直接注入するために血管の炎症が起こる可能性が低く、点滴漏れに伴う皮膚壊死のリスクがない。
抗がん剤は、カテーテルから頸部の太い血管に入りますが血液の流れが速い為、すぐに攪拌され一気に全身に拡散されていきます。
化学療法時、点滴を腕に刺さないので両手が使える。
CVポート留置のデメリット
小さな手術が必要。
少ない確率ではあるが、手術や埋め込んだ後に合併症がでる可能性がある。
慣れれば生活に大きな支障はないけれど異物感ややりにくさはある。
(バックパックは背負えるけど気になるから背負わなくなった)
襟元が広い服だとポートが見えるかも、ちょっと気をつかう。
温泉や公共浴場は傷口が塞がればOKだが気になったので隠して入ったよ。
(先日、髪の毛なかったけどスーパー銭湯行ってきました。)
ポートやカテーテル部分が皮膚からモッコリ浮き出ているので体が洗いにくい。
以上、
CVポートがどんな物か分かったところで次回は一泊入院と手術です。