南米で生まれ札幌すすきのへ スカーフェイスぶんた 衝撃の実話!体に刻まれた誓いの刺青(タトゥー)公開! -21ページ目

南米で生まれ札幌すすきのへ スカーフェイスぶんた 衝撃の実話!体に刻まれた誓いの刺青(タトゥー)公開!

自分の経験をここに書き綴る。ぶんた、現在24歳。札幌在住。南米某国で生まれ5歳の頃、隣の部屋で父親が自殺、そして日本へ。14歳で家出、ホームレスから自分の金で高校へ。18歳で全身にタトゥー。20歳で、貿易会社の社長に。波乱万丈の視線から語る、人生訓、都市伝説、風俗

今から2年くらい前だろうか、オレの元カノのMが美容室をオープンしたという情報が友人から届いた。Mはお世辞にも可愛いとは言えないし、学もなく、金もなかったのだが自信に満ち溢れた女性だった。オレは正直、美容師ってそんな簡単になれるものなのという疑問が頭をよぎった。
そのことを友人に言うと、Mのミクシィを見せてくれた。そこには綺麗な内装の美容室の写真が写し出されていた。
オレはMも成り上がったものだと素直に驚いた。
時は流れあれは確か今年の二月くらいだったか。オレはソープに行った。フリーでしか行かないオレは期待に胸を躍らせ、どんな子がつくのかと待合室で在籍女性の写真を眺めていた。そして凍りついた。一番右下、そこには元カノのMの姿が!「え!まさか!」と心の中で叫ぶオレ。否、もしかしたら声に出ていたかもしれない。目の悪いオレは一瞬見間違えかと思ったが、プロフィールのところの身長を見て確信した。Mはとても身長の小さい女性なのだ。オレはなんとなくそれをシャメで撮った。
そして黒服に「すみません、Mさん以外で」と告げ事をなしソープを後にした。
Mをよく知る女友達に相談してみたら「え!知らなかったの?みんな知ってるよ、けど可哀想だから知らないフリしてるんだよ」と言うではないか。

心理学を勉強し、探究心旺盛で深読みが得意ななオレは、もしかしたら美容室の経営がうまくいかずしょうがなくソープにという推理を立てて、オレはその美容室を調べて電話をかけてみた。「Mさん指名で予約したいんですけど」とオレ。「そのような方はいらっしゃいませんけど」と店員。
「おやめになったんですか?」とオレ。「いや私、オープンしてからいますけどそのような方はご存知ありません、お店間違えてませんか?」と店員。

オレはこみ上げる笑いをこらえるのにもう必死。自分の思い描く自分と現実の自分のあまりの落差に多重人格にでもなったというのだろうか?夢が暴走した結果なのだろうか?妄想もここまでいくと病的というか。
ちなみに美容師のコスプレで働けるソープなどというのは当然ながら存在しない。写真に写っていたのは看護婦の格好をしたM。それなら看護婦になったという方が現実的だし嘘も真実に変わるというものだろう。