■2024年3月24日

石川県の災害ボランティアに登録して、持ち物も準備する。

今回は雨予報だったので、車で参加。

3月25日からは志賀町が現地集合型のボランティアも開始、それに申し込みをしました。

今回参加して思ったのは、石川県の人でも一般ボランティアを募集しているのを知らない人が多かったと言う事。ネットだと震災直後に強引にボランティア活動をして叩かれている人がいましたが、それの影響でしょうか。災害ボランティアは、特に受け入れ側の体制がしっかりしないと、ちゃんと機能しないと実感しました。

 

 

 

前泊するので、里山の湯と言う温泉に入りました。

 

 

 

宿と言うか、ネットカフェですけどね。予約制の鍵付き完全個室です。

 

 

 

晩御飯は海鮮丼の特盛で♪

 

 

■2024年3月25日

志賀町の現地集合型の災害ボランティアに参加。

志賀町ボランティアセンターは、文化ホールの奥の健康福祉センターを使って非常に綺麗で大きな施設、トイレも男性側は普通に使えます。

なお、活動中の写真撮影は禁止なので画像はありません。

 

 

 

当日の流れはこんな感じでした。

 

・入り口でQRコードを読んで受付をする。
・ボランティア保険の確認と名札を受け取る。
・ミーティングルームに入り、前から順番に椅子に座る。
・1番前の席は軽トラックの運転手になる可能性あり。
・10人1チーム、リーダー1名、軽トラ2台、乗用車2台。
・活動に必要な資材を軽トラに載せる。
・リーダーはボランティアセンターのスタッフと目があった人が決まる(汗)
・スタッフは全国の社協の職員、今回は東北や中四国が多かった。
・チーム内で連絡を取れるように電話番号交換。
・今回の依頼は笹波と言う地域、センターから45分の距離。
・依頼主の住所はQRコードを読み取ると地図が出る流れ。
・到着後、ボランティアの依頼があった方の指示を確認、活動開始。
・元気な挨拶や笑顔が大事。
・今回は崩れたブロック塀や瓦の撤去がメイン。
・ブロック等は意外に重く、軽トラのあおりの高さ以上に積まない。
・ゴミの集積場所までの距離があり、しかも12時から13時は集積場所の休憩に入り、その間は基本的にゴミの搬出が中止。
・午前中に1往復して昼休憩に入る。
・富来(とぎ)エリアのコンビニは普通に営業してモノもある。
・電気は復旧してるが、水道や下水が時間が掛かっている様子。
・最初の依頼が片付くと、次の依頼に分散して移動して行く。
・一部の道路が陥没したり隆起してるので、徐行しないと衝撃が来る。
・無理をせず、時間に余裕を持って活動、15時には終わって15時半にはセンターに戻れるように。
・センターに戻ったら、資材の片付けや活動の報告をして終わり。
・必要な人は「活動証明書」や「高速道路通行証明書」をもらう。

 

 

 

■3月26日

次の日は朝から雨でした。

金沢市内を7時過ぎに出発し、志賀町の災害ボランティアセンターに着くと…

はい、こんな事もあるでしょう。

なお、中止の連絡は志賀町の災害ボランティアのFacebookが1番早いようです。

 

帰りの高速は「高速証明」をもらうと無料になりました。

一般ゲートで入り、一般ゲートで出る必要があります。

 

 

 

■2024年4月30日

再度、志賀町で災害ボランティアに参加。

今回も雨だったので車で来ましたが、駐車場に三河ナンバーのバイクがあって、ちょっと後悔する。

志賀町での活動は2回目と言う事もあって、非常にスムーズ。

集積所も休憩所も分かってるし、スマホのナビスタンドも持ってきてるので。

ちなみに、今回は6人1チームで活動したのですが、その内4人がライダーで、3人が私を入れて現役ライダー、しかも1名が同じ水冷のR1200GS。チーム内も3人が私と同じ年で、休憩中も話題が尽きませんでした。

 

 

 

宿への帰りになぎさドライブウェイに寄るも、小雨が降って微妙。

 

 

 

レストセンターに寄ってお土産を購入。

流石にライダーはいませんでした。

 

 

 

2024年のSSTRは10月に延期、また賑わうのでしょうね。

 

 

 

やっぱり温泉は外せないでしょう!

 

 

 

晩御飯は唐揚げ定食、

 

 

 

■2024年5月1日

水曜日は志賀町のボランティアが休みなので、現地集合型を始めた奥の穴水町に参加してきました。

のと里山海道は、徳田大津JCTからは北上方向のみ通行可。

道路は何ヶ所も崩落し、復旧に時間が掛かっている様子。

 

 

 

橋の前後は沈下と隆起のせいで大きな段差がある。

東日本のボランティアを経験した方曰く、能登の復旧はかなり遅れているとの事。

能登の2024年1月1日の地震から4ヵ月経っているが、福島だと2週間ぐらいでここまでは復旧したとの事。色々な状況があっての差なのかもしれません。

 

 

 

なお、地図をグーグル先生にしておけば、路面状況が悪い箇所はオレンジになって減速の目安りなります。

 

 

 

穴水町のボランティアセンターは、さわやか交流館がベース。

大きな施設を利用している志賀町に比べ、規模はかなり小さい。

 

 

 

活動的には志賀町とほぼ同じでしたが、2ヶ所の現地集合型ボランティアに参加して、色々な違いを感じました。もし、違うよ、と言うのであれば修正します。

 

①被害の大きさ
穴水町を6~7とすると、志賀町は1~2。
志賀町では建物の崩壊は見える範囲内では少なく、瓦の落下やブロック塀の崩壊があるので、ボランティア活動もそれの撤去がメイン。ボランティアに行った先では、まだ家に住める方が多かったです。
穴水町は家屋の崩壊も各所で見られ、家に住めないので家を取り壊す準備で、壊れてないけタンスや食器や家電など家財を捨てるなどの依頼を受けました。

1番差を感じるのはゴミの集積所。
志賀町は野球場を使って、その広さを1とすると、穴水町は港の一部を使って、その広さは5~6と大きく、明らかに家本体を解体した大きな柱や梁などが山積みになっている。

②ボランティアセンターの規模
志賀町を10とすると、穴水町は2。
社協の職員の数も当然志賀町が多い。
福祉センターの大きな建物を利用してる志賀町に比べ、穴水町は地域交流館を使っており、本当に小さい。
ボランティア活動の必要な人の数は穴水町の方が多いと思うのに、募集枠が少ないのは、ボランティアセンターの規模が原因だと思う。

穴水町のボランティアセンターの良い点は、目の前が道の駅で、車中泊でボランティア活動の参加がしやすい所かもしれません。

あと、穴水町にあって志賀町に無いのは、活動用の無線機代わりになるAndroidスマホ。リーダーのみ渡されます。
これがあるから穴水町は人数が少なくてもまだ次の依頼に行きやすい。
なので、志賀町は最初の依頼が終わると、次の依頼(指示)待ちがあるが、穴水町は割りと早く次の依頼者の家に行ける感じでした。

以上、所感でした。
 

 

 

穴水町ではボランティア参加者に炊き出しも頂きました。

ありがとうございます。

 

 

 

ボランティアセンター前の神社も大きな被害を受けていました。

 

 

 

震災前はこのような感じだったようです。

 

 

 

今回は東海北陸自動車道で帰りました。

高速は七尾氷見道路の七尾城山ICから乗りましたが、高岡北まではそもそも無料なのかな?能越道路を南下、小矢部東料金所で一般レーンで高速証明を見せ350円も必要無し。

東海北陸自動車道の出口も、係の人に高速証明と免許を見せれば、無料になります。

※無人ゲートでしたが、結局係の人が来ました。

 

次回こそバイクで参加したいなぁ~。