早起きがすっかりと習慣化した浅井です。4時台に起きると朝というより夜中です。先週はフォローアップ研修や出張セミナーなどかなり充実した一週間でした。日本一綺麗なお城、白鷺城のある姫路商工会議所にてマネージメントセミナーの登壇をしてまいりました。
受講いただいた方とお話をしていて気づいたことを共有します。受講者はすべて管理職の方です。
・どの方もめちゃ仕事をしている。
・どの方も管理職としての仕事をしていない。
という実態です。
日本企業の管理職は大企業含めて97%がプレイングマネージャーです。ですので、部下に対する働きかけより、どうしても自分の仕事を優先してしまいます。
責任をもって業務にあたっているのは良いことですが、管理職はチーム成果、部下の育成も仕事です。チーム成果や部下の育成をおざなりにしてしまい、自分の業務だけ一生懸命な、【名ばかり管理職】がとても多いように見受けられます。
プレイングマネージャーであるという忙しさも原因の一つですが、理由はそれだけではないように思います。そもそも管理職としての責務や役割を知らない。そして、どのようにすればよいのかやり方もわからない。これが本質のように思えます。
浅井が思う管理職の使命は、
「与えられた条件のもと、人を動かし、効率よく達成させる」
お会いする管理職の方は、ほぼ
「与えられた条件のもと、効率よく達成させる」
これだけに専念しています。
リーダー、管理職、マネージャーに求められるのは、人を動かすことです。
人を動かすには、
・目的目標の設定
・コミュニケーション
・教育
この3要素が欠かせません。
しかし、ほとんどと言っても過言ではない管理職は、プレイヤーとして優秀だから管理職にり、管理職に適した能力があって管理職になったわけではない。これが名ばかり管理職をつくる最大の要因ではないでしょうか。
ほぼすべての企業で行われる、新人に向けての新入社員研修。しかし、新任管理職に向けた教育は実践率が低い現実。
もし御社の管理職が自分の仕事だけを専念し、部下の育成、チームの成果を数字だけしか見ない状態なら、管理職に求めることを明確にすることからはじめてみてください。
・うちの会社の管理職に求めることは?
管理職が使えないと嘆く前に、社員が育たないのは採用のせいだと決めつける前に、管理職の仕事の定義をされることをお勧めいたします。
ご参考ください。
追伸
10月開講の現場マネージメント研修では
他社交流で事例共有をしながら学ぶスタイルです。
1から管理職の役割を学び、
現場での指導スキルをトレーニングする全6回講義です。
【概 要】 6日間で部下育成の全てが学べる
1名から参加できる「現場マネージメント研修」
【開催日】 10/14(木) 11/10(水)12/8(水)
22'1/20(木) 2/24(木)3/24(木)
【開催時間】各回13:00-17:00
【対象者】 新入社員から20代社員の方、全業種、全職種対応
【開催場所】ZOOMオンライン
※月1浅井によるコンサルティング(FBコメント)付き
※先着12名様で締め切ります。