本日は中秋の名月です。今日も朝4時に起きてベランダでコーヒーを飲みました。
うさぎが月にいたら、とんでもなく巨大だなと感じた今朝でした。
おはようございます。株式会社セールスの学校 代表取締役の浅井です。
「リモートワークでチャレンジが減った」
先日、日本を代表する企業の経営者とゴルフをしてました。そのゴルフ中に出た何気ない一言です。大企業なので、リモートワークを大々的に推進しています。業務はスムーズで、かつ時間的な効率も高まったとのことでした。しかし、危惧されていたのが「会話の中から生み出される新しい試み」が無くなったとのこと。
たしかに私たちはコロナ禍において、今までの移動の無駄をなくし業務改善を遂げることができました。しかし、業務遂行、移動時間、経費削減効果はあるものの、会社からは雑談というものが消えました。
社内での雑談をヘーゲルの弁証法的機能であったと捉えれば、新たなこと、またはより高次へのきっかけを失ったことになります。
ちなみにヘーゲルの弁証法とは、ざっくりですが「議論を交わすことで新たな何かを作り出す」という意味合いがあります。会議では出ない発言、会議では出ない発想、会議では発言しない人、これらは社内の雑談でもまれてイノベーションのきっかけとなりえます。
その雑談の機会が失われているのがリモートです。リモートにもメリットもデメリットもあります。効率も大切ですが、雑談、ラフな会話をいかに活性化させるか。リモートの上でのマネージメントで重要なことです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
浅井隆志