日本の最低賃金が低いせいで、生活が困窮していると主張する女性。
そんなことないよと、データをもとに説明する浅井。
せっかくなので、総括すると、
日本は国民負担率(所得に応じた納税割合で消費税を含む)42%くらい
北欧は60%を超え、世界で一番裕福と言われている平均所得が高いルクセンブルクは80%。
ということは、日本人は給与の60%が自由に使えて、北欧は40%しか使えない。しかし、北欧は福祉が充実している。
物価を考えると北欧は日本の1.2倍~1.5倍。
日本は失業率2~3%。北欧は現在6%。数年前は10%を超えていた。
さて、どちらがしあわせなのかは価値観しだいですが、日本が決して貧しいというわけではないことはわかる。
日本で平均賃金が下がるのは雇用が増えたために、平均が下がった。平均は下がっているものの、給与所得の総和はずっと右肩上がり。これはGDPの雇用者所得の推移をみればあきらか。
こうした事実を無視して、自身の生活苦は政治のせいだと他責する典型といえる。