議論しようとしても罵詈雑言を発し、反論できなくなると逃亡する人に、よく言われること。「お前は日本会議のまわし者だろ」とレッテルを貼る。ふむ、彼らの脳内を理解するにはまずは彼らがとる情報を探ってみようと研究してみた。
日本会議を調べると、保守系の団体。まぁ害はないという印象だが、左翼いわく、安倍政権を操っているのは日本会議なんだって。ちなみに政治家で所属しているのは圧倒的多数で自民。あと維新と希望。面白いのが民主、民進の政治家も笑
で、おそらくこれが左翼の愛読書だろうものに行き当たった。
著:菅野完 日本会議の研究
ちなみに菅野完は元性犯罪者でしばき隊という過激な組織に元々いた人。
で、本を読むと、「日本会議の目指すもの」について著者が見解を示していた。原文を載せずタイトルと、主観バリバリの要約のみ。
僕なりの要約もしてみたので、見比べてほしい。1と6はほぼ同じ。5は同じようで違う。問題は2、3、4の要約。
原文も載せておくので読んでみてください。明らかに著者の悪意、うがったものの見方で歪曲されています。これが左翼の手口なんでしょうね。
この本だけ読んで、「本というものは嘘は書いていない!」と思い込む人、又は一次情報を確認しない人は騙されちゃうのかもね。僕との議論に逃亡する人はきっとこのパターンだと思う。
日本会議の目指すもの
1 ・美しい伝統の国柄を明日の日本へ
2 ・新しい時代にふさわしい新憲法を
3 ・国の名誉と国民の命を守る政治を
4 ・日本の感性をはぐくむ教育の創造を
5 ・国の安全を高め世界への平和貢献を
6 ・共生共栄の心でむすぶ世界との友好を
http://www.nipponkaigi.org/about/mokuteki
1、著者要約
皇室を中心と仰ぎ均質な社会を創造すべきではある
1、浅井要約
125代続いた皇室すごくない?皇室があったからある意味一体感をもてたんだから、これからもたいせつにしようね。
2、著者要約
昭和憲法がその阻害要因となっているため改憲したうえで昭和憲法の副産物である行きすぎた家族観や権利の主張を抑える
2、浅井要約
70年に作った憲法だと今の時代にそぐわないことあるよね。義務と権利のバランス考えないとアンバランスなこともあるしさ、だから改憲しようよ!
3、著者要約
靖国神社参拝等で国家の名誉を最優先とする政治を遂行する。
3、浅井要約
投票率低いよね。民主主義なんだからみんなで投票しないとね。だから政治にもっとみんなで関心持とうよ!
4、著者要約
国家の名誉を担う人材を育成する教育を実施する
4、浅井要約
利他(だれかのために)という道徳心を教育で育もうよ!
5、著者要約
国防力を強めたうえで自衛隊の積極的な海外活動を行いう
5、浅井要約
ちゃんと自国で防衛しないとね!それと困っている海外の人も助けないとね。
6、著者要約
各国との共存共栄をはかる
6、浅井要約
和を尊ぶ国民精神で世界中と仲良くね!
日本会議の目指すもの(詳細)
1 ・美しい伝統の国柄を明日の日本へ
皇室を敬愛する国民の心は、千古の昔から変わることはありません。この皇室と国民の強い絆は、幾多の歴史の試練を乗り越え、また豊かな日本文化を生み出してきました。多様な価値の共存を認め、人間と自然との共生を実現してきたわが民族は、一方で伝統文化を尊重しながら海外文明を積極的に吸収、同化して活力ある国を創造してきました。
125代という悠久の歴史を重ねられる連綿とした皇室のご存在は、世界に類例をみないわが国の誇るべき宝というべきでしょう。私たち日本人は、皇室を中心に同じ民族としての一体感をいだき国づくりにいそしんできました。
しかし、戦後のわが国では、こうした美しい伝統を軽視する風潮が長くつづいたため、特に若い世代になればなるほど、その価値が認識されなくなっています。私たちは、皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有しているという歴史認識こそが、「同じ日本人だ」という同胞感を育み、社会の安定を導き、ひいては国の力を大きくする原動力になると信じています。国際化が進み、社会が大きく変動しようとも、常に揺るがぬ誇り高い伝統ある国がらを、明日の日本に伝えていきたいと思います。私たちはそんな願いをもって、皇室を敬愛するさまざまな国民運動や伝統文化を大切にする事業を全国で取り組んでまいります。
2 ・新しい時代にふさわしい新憲法を
現行憲法が施行されてすでに60数年-。わが国の憲法は、占領軍スタッフが1週間で作成して押し付けた特殊な経緯をもつとともに、数々の弊害ももたらしてきました。すなわち、自国の防衛を他国に委ねる独立心の喪失、権利と義務のアンバランス、家族制度の軽視や行きすぎた国家と宗教との分離解釈、などなど。しかも今日、国際協力や環境問題、新しい人権など60数年前には想定できなかった諸課題にも直面しています。
我が国では、長く憲法問題自体を論じることがタブーとされていましたが、湾岸戦争をきっかけに憲法を見直す声が各方面から提唱され始め、今や憲法改正を支持する国民世論は常に過半数に達しています。21世紀に入った今、新たな時代に対応した国家ビジョンを提唱して、世界に”顔の見える日本”を示すことが、問われているのです。
そもそも憲法とは、歴史的に形成された国柄を反映した国の基本法です。私たちは、外国製の憲法ではなく、わが国の歴史、伝統にもとづいた理念に基づき、新しい時代にふさわしい憲法の制定をめざし、平成5年に「新憲法の大綱」を発表し、平成13年には有識者による「民間憲法臨調(三浦朱門代表)」が設立され、共に新憲法制定の世論喚起につとめています。日本人自らの手で誇りある新憲法を創造したい、これが私たちの願いです。
3 ・国の名誉と国民の命を守る政治を
近年は、国政選挙が実施されるたびに投票率が低下しつづけています。国民の政治への関心と信頼が低下しているためだと指摘されています。
戦後長く保守政治を担って来た自民党が金権政治と非難を浴び、その自民党の分裂後は政治理念や歴史観のちがう政党同士の連合があいつぐなど、国民の政治不信はつのる一方です。また最近の官僚の汚職は、行政への信頼をおおきく失墜させています。国民の政治への無関心は民主主義そのものの危機です。
特に、先の大戦を一方的に断罪するわが政府の謝罪外交は、国の歴史や国難に尊い命をささげた戦没者をないがしろにするものであるとして、国民の大きな非難をうけています。いっぽう阪神大震災や北朝鮮による拉致犯罪にみられる危機管理の不在が、国の存立を揺るがしています。国の名誉や国民の命を守るべき政治の使命がおろそかにされていることに、多くの国民が危機感を抱いています。
今こそわが国は、独立国としての名誉と国益を重んじ、国民の生命と財産を守る確固とした政治の再生が求められています。
そのために私たちは、日本的伝統の価値を大切にし、多数の国民意思を尊重する責任ある真正保守の政治の実現をめざし、広く国民運動を推進します。
4 ・日本の感性をはぐくむ教育の創造を
いじめや自殺、非行の増加や援助交際といわれる性道徳の乱れなど、いま学校教育は崩壊の危機に直面しています。また家庭秩序の混乱や物欲主義の社会風潮、低俗な風俗の流行など、青少年をとりまくこれらの精神的、物理的な社会環境の悪化は、教育荒廃を助長する大きな原因ともなっています。健全な教育環境の創造は、私たち一人ひとりの務めでもあるのです。
特に行きすぎた権利偏重の教育、わが国の歴史を悪しざまに断罪する自虐的な歴史教育、ジェンダーフリー教育の横行は、次代をになう子供達のみずみずしい感性をマヒさせ、国への誇りや責任感を奪っています。
かつて日本人には、自然を慈しみ、思いやりに富み、公共につくす意欲にあふれ、正義を尊び、勇気を重んじ、全体のために自制心や調和の心を働かせることのできるすばらしい徳性があると指摘されてきました。
長年の国民運動の甲斐もあって、平成11年には国旗国歌法が制定され、平成18年12月には59年ぶりに教育基本法が全面改正され愛国心や道徳心、公共心を大切にする教育目標が明記されました。
教育は国家百年の計といわれます。私たちは、誇りあるわが国の歴史、伝統、文化を伝える歴史教育の創造と、みずみずしい日本的徳性を取りもどす感性教育の創造とを通じて、国を愛し、公共につくす精神の育成をめざし、広く青少年教育や社会教育運動に取りくみます。
5 ・国の安全を高め世界への平和貢献を
国なくして私たちの生活も基本的人権も守ることはできません。私たち国民は、他国に平和と安全を依存してきた「一国平和主義」の幻想から目覚めて、まず自らの手で自らの国を守る気概を養わなければなりません。国のため尊い命を捧げられた戦没者の追悼も、忘れてはなりません。
年々増強される中国の軍事力や北朝鮮によるミサイル発射事件は、東アジアの平和にとって大きな脅威となっています。わが国が、憲法の制約を理由に集団的自衛権を行使しないならば、日米の防衛協力は画に書いた餅にすぎなくなり、アジア・太平洋の軍事的危機はますます高まっていくでしょう。早急に防衛体制の整備を図らねばなりません。
資源のないわが国は、世界の平和が成り立ってはじめて生存できる国家です。最近は各国に起こっている紛争解決のため、国連PKO活動に自衛隊の海外派遣がおこなわれ、任地で大きな評価を受けています。このように、国際社会の平和建設に積極的に汗を流してこそ、世界の中の日本としての責務が果たせるのです。
私たちは、政府に国際社会に通用する安全保障政策の確立を求めるとともに、戦没者を追悼する心を広く国民の中に涵養し、平和と安全のため国を守る世論を喚起していきたいと思います。
6 ・共生共栄の心でむすぶ世界との友好を
東西冷戦が終わるやいなや、今度は民族紛争や地域紛争、宗教紛争がひんぱんにおこっています。かつて冷戦時代に、米ソ2大国におさえられていた各民族、各地域の間の利害や価値観、宗教観がいっせいに表面化し対立してきたからだと指摘されています。今日ほど、多様な価値や文化の共存を認め合い、各国・各民族が共に繁栄する共栄の世界の創造が求められている時はありません。
わが国は、古来、外国からの多様な文明や価値観を同化・吸収して国際交流につとめ、神々の共存といわれるように様々な宗教は対立することなく人々の信仰を集めてきました。また、和を尊ぶ国民精神は、脈々と今日まで生き続けています。
わが国は、こうした民族の精神文化を大切にしながら、いっそうの国際理解を深め、それぞれの国の伝統・文化を相互に尊重しあう友好親善を進めて、各国同士の共生共栄の実現に努力すべきでしょう。私たちは、国民運動を通じて世界の国々との友好事業をすすめ、わが国の文化を世界に発信するとともに、世界各国の文化を尊重する心を育んでいきたいと思います。