とあるスレッドで写真が掲載されていた。滝の写真(添付一枚目)そこでは、観音様が見えるという人が現れた。残念ながら僕には見えない。僕の視力は1.2と0.8たが免許の視力検査に不安を覚えることはない。しかし僕には見えない。

 

そこで、他のスレッドにその写真をアップして、いわゆる見える人にみてもらった。(添付2.3枚目)

「悲しみや苦しみの感情が見える」

あれ?見える人によって見えるものが変わるの?だとすれば、観察物ではなく受容する者の問題ではないか。

 

さて、ここで一つお話をご紹介する。僕が昔テレビで見た実験。
aグループとbグループそれぞれ30人。属性はほぼ同じ。共に別室で同じ写真を見せた。そして、何が見えるか、何を感じるかをヒアリングした。

驚くことにaグループは、マイナスイオンや癒やしのパワーを感じる、と言う意見が多く、bグループは、人の顔が見える、見ているだけで胸が締め付けられると言う意見が多数だった。繰り返しますが、見せた写真は同じ。ただ一点の違いがある。

aグループには写真を見せる前に、「有名な癒やしのパワースポット」と触れ込んだ。bグループは、そう、お察しの通り「自殺の名所」として触れ込んだ。

人は何を見るかではない。どのように見るか。捉え方は自分次第。