ちまたで○億稼いだとか、本とかセミナーとか沢山ありますけど、あれって、売上?粗利?純利益?「1億稼ぐ」が売上で、経費が9900万円なら、利益は100万円にしかならないですよね。

純利益で1億ならすごいですが・・・売上=稼ぐ と表現していいいなら、世の中の中小企業のオーナーは、30億稼ぐとか50億稼ぐという肩書になるはずです。


少し前、悪名高き情報商材屋(元住宅会社社長)が、「3年で5億稼いだ社長ブログ」というものをやっていたけど、住宅の売上で5億って、別に大した数字ではない。

僕が営業マン時代に1年で売上げた数字と対して変わらない。

粗利にすると、1億弱。3年で1億弱だから、単年で3000万円の粗利。そこから人件費払って、事務所費用払って、カツカツではないでしょうか。


この間とあるセミナーで、参加者が年収2000万円達成!ってうたっていましたが、知り合いの社長が一緒にいましたが、笑ってました。

「社長なら給料を月2万円に設定しなきゃ。経営も財務も節税もわかっていない作り話にしか聞こえないね」

その社長。すげー資産がある。だからこそ信憑性がある話しだった。見習わなきゃ。


そうそうこんな話もある。純資産100万ドル超え(不動産を除く金融資産のみの評価額)は、日本人で350万人いるそうだ。
一番多い属性は、中小企業の社長。さらに、お金を使わず質素にふつーにしているから、お金があるように見えないんだって。

かっこいい生き方だ。

浅井隆志