注:今日は僕の自慢話です。


今日は浜口直太 さんとお会いした。朝の10時、浜口さんの会社に伺った。
浜口さんは、日本でイタリアン クイックサービスレストラン スバーロ を展開されている。ワタミを急成長させたコンサルタントとしても著名な方。

なぜ伺ったかというと、僕が渡した原稿に、チェックを入れてくれたのだ。

そもそも、僕は浜口さんとの面識は、今日で3回目。1回目は早川さん主催のセミナーで、浜口さんは講師役、僕はいち受講者だった。2回目は、つい最近で今年の1月初旬。僕の書籍の推薦文を書いていただくために、お願いに伺った。それで、今日はもろもろのご挨拶。これで合計3回。

全然、お付き合いが長いわけではないのに「原稿を見ていて、気づいたところがあります。チェック入れましたので、お渡ししたいのですが」。と、浜口さんからメールが来た。超多忙のはずなのに、推薦文に留まらず、僕の原稿のチェックまでしてくれた。で、今日伺ったわけです。



以下、会話の再現で。(忠実性が欠ける部分はありますが、ご容赦ください)

浜口直太 さん(以下、浜)
「今日お渡ししたかったのはね、誤字とか気になったものですから。わかりやすいようにチェックいれておきました。出版会社はPHPさんですよね。もうすでに直されているとおもいますが、念のため」

ご高名な方からの推薦文だけでも恐縮しているのに、なんとも頭の上がらないありがたい話。

浅井(以下、浅)
「ありがとうございます!ほんと、なにから何までありがとうございます!」

 「最初ね、初出版だと聞いたから、期待していなかったんですよ。構成とかも僕がお手伝いしようと思ってたんです」

ハハ~と、お代官様の目前でひれ伏す町民のごとく頭を下げる僕。

 「でもね。直すところないですね。というより、素晴らしい本です」

テンションが上がる僕。

 「表現は違えど、僕が言いたいことが書いてある。この本は、本質を捉えていますね」

心が揺さぶられる言葉とは、まさにこれだ。

 「営業本はいろいろ僕も読むのだけど、ほんとにオリジナルですね。ほとんどの営業本は、あっちからこっちからネタを掛け合わせたものが多い。でもね、この本は浅井さんの体験からできているから、わかりやすいし面白い。」

なんだかくすぐったくなってきた。

 「ありがとうございます!実は初版が6,000部から7,000部になりまして、嬉しい限りです」

 「PHPさんが力を入れるのも頷けるね。これはいいですよ。確実に売れます」

ま、まじですか~?テンションがオゾン層を突き破るくらい跳ね上がる。

 「あ、ありがとうございます。」

 「僕の”仕事のルール”は25万部だけど、それよりも内容がいいもの。必ず売れますよ」

そ、それはちょっと言い過ぎでは・・・・・・汗

 「間違いなく10万部ですね。この本」

えええええええええええーーーーーーーーーーー!ま、まじですか?

 「あとはプロモーションですから、僕もお手伝いしますね。ブログも書きますし、メルマガでもご紹介します。営業系の人にも声を掛けておきますから」

なんだか、涙がでてきた。こらえられずポロリ。

 「すみません。言葉がありません。ちょっと泣けてきちゃいました」

 「浅井さんいくつだっけ?」

 「34です」

 「僕が40くらいになって、ようやく気づけた本質をわかってる」

浜口さんは、どこまでも僕を立ててくれる。

 「浅井さんは絶対成功しますよ」

 「なんだかわかりませんが、今心から何か溢れそうです。ありがとうございます」

涙が止まらない僕。

 「僕は今まで人を見てきたから分かるんですよ。過去に僕が『絶対君は成功するよ』って言ったのは、美樹さんね。彼がまだこれからっていうときに、僕は彼の成功を確信したんだ。だからワタミのコンサルを引き受けたんだけどね。僕はめったにこんなことを言わない。」

美樹さんって、あのワタミの美樹さんですかーーー!!!同じ扱い・・・ これは夢?

 「覚えておいてください。僕が成功するっていったこと。10年後忘れないでくださいね。間違いありませんから」

お世辞といえど、嬉しすぎる言葉だ。

 「ありがとうございます。また最高に頑張れそうです」

 「情熱がある人は、成功するんです。情熱をもった人は少ないけれどね。僕は、情熱を持った人をすぐ見分けることができる。」

もうね、最高に気持ちいい。

 「浅井さんは僕のセミナーに来ましたね。あのときに、左側に座ってたでしょ?」

 「え!100人近くいるセミナーで、僕のことを覚えていたんですか?」

 「だから、わかっちゃうんですよ。情熱のある人は、違うんです。目に留まる」


・・・・・・以下割愛



仮に10万部が売れ、賞賛の声をいただくより、これから売り出す僕を評価してくれたことのほうが、僕は嬉しい。

喜びは結果ではなく、プロセスにあるのだとしみじみ実感した。


プロセスは、人生でいうと生き様。

幸せや喜びは、生き様で決まるのだと思った。



僕はこれからも意気とすることで生きる。






浜口さんのことを知らない人はいないと思うけど、念のためご紹介。

■ 浜口さんのプロフィール




浜口 直太 (はまぐち なおた)

1997年8月、東京に国際ビジネス・経営コンサルティング会社
「株式会社日本コンサルティング・インターナショナル」
(JCI)を設立し、代表取締役社長に就任。

2000年4月に社名を「株式会社JCI」に変更。
2009年8月、東京に米国大手外食企業と合弁でイタリアン・クイック・サービス・レストラン(QSR)運営会社、「株式会社Sbarro Japan 」を設立し、代表取締役会長兼CEOに就任。

現在まで、日・米・アジアを中心に、総合的な国際ビジネス・経営コンサルティングを行う。また、日本貿易振興機構(JETRO)対日投資アドバイザー、ベンチャー企業,数十社の取締役・監査役・顧問を歴任。

現在まで、1200億円以上の資金調達、50社以上の上場を支援。

独立前は、いずれも大手国際会計・経営コンサルティング会社であるKPMGピートマーウィック社に日本企業部
マネージャー(在米)として、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)社に日本企業部ディレクター(在米)として勤務。

過去に1100社以上の大手・中堅・ベンチャー企業の経営コンサルティングを行う。中でも、外国企業の日本進出、日本企業の海外進出、国際企業提携並びに新規事業開発の支援を得意とする。

著書は、

『成功の「新」ルール 強い会社はこうして作れ!』
『仕事と人生を熱くする、いい話』
『仕事が速い人のすごい習慣&仕事術』
『リアルケースに学ぶ完全アメリカ起業マニュアル』
『天職の見つけ方』
『凡人でも上場できる!起業の黄金ルール』
『あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール』
『CFO 最高財務責任者』『MBAでは学べない勝つ経営の本質』
 など100冊近くある。趣味は読書・作詩・水泳。


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