名は体を表す。

名と言うのは、そのものの体(てい)を表現している。だから、直球でなければいけないし、なりたい体を表現するべきだ。会社名も、「株式会社セールスの学校」にした。

僕の名前は、浅井隆志(あさいたかし)。隆志という字は、隆だけでも通る。しかし、志がついている。だから、僕は志を大切にする。母がつけてくれた名前だ。

別に、名前に負けててもいい。目指すことが大事だと、最近しみじみ思う。


逆から考えると、体は名も示す。体というのは、客観視した自分のこと。だから、なりたい自分、ありたい自分を演出することが重要ではないだろうか。これを世間一般的にいうセルフイメージに通ずるところだ。


僕は営業研修で、営業マンに身だしなみの話をする。マナーとか、社会人の常識だとか、いろいろ身だしなみを整える理由はあるけれど、僕の持論はそれに当たらない。


身だしなみと言うのは、自分の心を表現することだ。


心に留めた女性とデートするときは、ちょっとした髪型の崩れが気になったり、着ていく服を何回も取り替えたりする。ぞんざいな服装であらわれたら、それはいわゆる「やる気」のない状態だということが、相手に伝わる。

本気なら、本気の身だしなみ。本気の身だしなみに頓着できれば、自ずと内面も磨かれる。



営業マンよ!

君は今の姿格好で、一部上場の社長と面談ができるか?


営業マンよ!

君は今の無精ひげをはやしたまま、ノーベル賞の授賞式に参列できるか?




いつでも、本気。

それが、人を尊重することの始まりだ。

TPOなんかクソくらえ。


時と場合なんて考えているから、世の中に差別が生まれるんだ。

いつでも本気でいきろ。




と、咆えてみた。