ラタナキリ州のカシュナッツ
ラタナキリ=プノンペンポスト紙
ラタナキリ州のいくつかの農業コミュニティのメンバーは、日本大使館から新しいカシューナッツ加工設備を受け取ったことに喜びを表明した。
オチュム郡の4つの農業コミュニティへの引き渡し式は5月28日に行われた。
農林水産省のソーシャルメディア発表によると、「4つの農業コミュニティは、カシューナッツ加工の生産チェーンに効率的で効果的な投入物を提供するこれらの設備について、カンボジア駐在日本大使館に喜びと感謝の意を表した」とのこと。
提供された資材には、貯蔵施設、ナッツ選別装置、湿度測定装置、乾燥室などが含まれていると説明されている。
このプロジェクトは、草の根・人間の安全保障無償資金協力(KUSANONE)の下、日本国民と政府によって約22万5000ドルの費用で資金提供された。
日本大使館によると、過去34年間、KUSANONEの助成金を通じて700件以上のプロジェクトに貢献し、これらのプロジェクトが草の根レベルでカンボジアの人々の生活の質の向上に直接貢献したことを嬉しく思っている。
KUSANONEの助成金は、コンポントム州でも同様のプロジェクトを支援している。
現在、チェイ・サンボー・カシューナッツ加工手工芸は、加工したカシューナッツを日本市場に輸出しているカンボジア唯一の企業である。
コンポントム州にある施設の所有者であるイン・ライ・フオット氏によると、同社は今年、約100トンのカシューナッツを日本に輸出する予定だという。
「カンボジアのカシューナッツは大きく、風味が豊かで、日本や他の国々で高く評価されています。一方、カンボジアにはカシューナッツを保管するための適切な乾燥施設や倉庫がありません」と、大使館の谷内一智次席は述べた。
「その結果、収穫されたカシューナッツのほとんどは生のまま安価で輸出されている」と同氏は付け加えた。
カンボジアと日本は昨年、外交関係樹立70周年を迎え、両国関係は「包括的戦略的パートナーシップ」へと格上げされた。
「私たちは両国の間に存在する歴史的かつ友好的な関係を大切にしており、この新たな草の根プロジェクトが両国間の新たな架け橋を築き、将来的に両国関係をさらに強化するのに役立つと信じています」と谷内氏は述べた。
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