伊達家の岩城文琳を取り上げてから、
ものを知らないで・・・と書いた途端に
「唐物茶入」が気になって、自分なりに
「茶入」を整理することにしたので、
このブログを数日お休みしてしまった。
私のブログなど、休んだら誰も読まない
だろうと高をくくっていたら、
毎日100を超えるアクセスがあったのには、
正直なところ、驚いてしまった。
本当にありがとうございます。
私のブログは読むのが大変だとおっしゃる
方もいたので、私がお休みしている間に
古いのを読んでいらっしゃるのかなと・・・
休みの間に何をやっていたかというと、
私の持っている茶道具の図録のなかから
茶入のデータを取り込み、
現在の所持されている美術館ごとに
五島美術館、根津美術館、野村美術館
三井記念美術館、静嘉堂文庫美術館
出光美術館などで、整理して
これから名物・名品を取り出し、
分類として、
漢作唐物、唐物、瀬戸、その他に分け、
そして、来歴を整理して
千利休、小堀遠州、松平不昧などの茶人
足利家、信長・秀吉・家康、
細川家、伊達家、井伊家などの大名
などに仕分けしてたんだけど、
時間がかかること甚だしくて・・・
とりあえず、茶入のデータ整理が
概ね60%くらい終わってきたので、
ブログを再開することにした。
まず、茶道具の手始めは、東山御物、
足利義政所持のものとして有名な唐物は
いずれも漢作唐物で「大名物」とされている。
これには肩衝として
「初花」 徳川美術館
「北野」 三井記念美術館
「遅桜」 三井記念美術館
「残月」 文化庁
「靭(うつぼ)」
茄子茶入 「付藻(つくも)」 静嘉堂文庫美術館
瓢箪 「上杉」 野村美術館
丸壺 「天下一」
このうち静嘉堂文庫美術館の開館時に
展示されていた
茄子茶入 「付藻(つくも)」
(写真は、静嘉堂文庫美術館
図録「響きあう名宝」より )