夜中に目が覚めて、録画していた
マリオ・ブルネロの演奏する
バッハ 無伴奏チェロ6番、
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・
パルティータ2番を聞いてみた。
その終曲は、有名なシャコンヌ
ヴァイオリンではなく、
チェロ・ピッコロで弾いた演奏で
ヴァイオリンの厳しい音ではなく、
チェロの穏やかな音色に酔ってしまった。
バッハの無機質に並んだ音を聞くと
なぜだか、心が落ち着いてくるのが
不思議なんだな
音楽教育など全く受けていないので、
知識があって、それゆえに、
そう感じさせるのではない、何かがある。
お茶の世界も同じことがある。
お客様にお茶をお出しするときは、
必ずいくつかのお茶碗をお見せして
選んでもらうようにしているのだが、
これが不思議と、いいお茶碗が選ばれる
何も説明していないのに・・である。
人間の感性というのは、共通する
何かがあるのかもしれない。
高麗茶碗 絵御本茶碗 鵬雲斎