この日曜日は、月初めのお稽古

荘りもののお稽古、茶碗荘、茶入荘

 

茶碗荘のお稽古で、お茶碗の御由緒を聞かれて、

「細川家伝来の黒楽でございます」と

答えてしまったことから、先生から

「細川家伝来となりますと、お作は?」

の質問を受けてしまって、ひと騒ぎ

お茶席が一気に和んだ。

 

それで、細川家伝来って、

本当はどんな茶道具があるか、

知っているかという話になり、

 

明治となって細川家は華族となり

茶道具や美術品は、散逸を避けるため

「永青文庫」に所蔵されている。

 

かなり前に東京国立博物館で

「細川家の至宝」という展示会があって、

茶道具や武具だけでなく、ルノアールなど

の洋画などのコレクションが展示されていて

それはそれは名品揃いだったのを思い出す。

細川家の茶道具も、かなりあって、

利休作の茶杓、花入のほか、利休所持のもの、

も展示会で出されていて、図録なども

沢山ある。

 

楽茶碗だと

長次郎 黒楽茶碗「乙御前おとごぜ」

油滴天目

 

黄天目茶碗 珠光天目

熊川茶碗  「夏山」

粉引茶碗 「大高麗」

そのほか、刷毛目茶碗、三島茶碗

などがある。

(写真は「細川家秘蔵 永青文庫

茶道具名品展」ほかより借用)