大河ドラマの「光る君へ」の話を

していたら、ストーリーがちっとも

分からないという人がいたが、

話をするうちに、分からない理由が

少し分かってきた。

 

何しろ、これまでの大河ドラマは、

戦国武将が一人いて、それの家臣、

お姫様、相手方武将という簡単な構図で

ストーリーが進んでいくのに、

平安時代となると、登場人物が皆な藤原ばかりで

誰が出てきても、区別がつかないという。

 

それは、そうだな・・・

だったら、登場人物を整理しておくのが

理解がしやすいかと・・自分なりに作った

ものをブログ用に簡略化してみた。

 

まずは、この時代、藤原氏の中で

その権力と財産が「氏の長者」と

言われる藤原氏の代表者と呼ばれる人に

集中していた。

 

その氏の長者と言われてきた一族が、

天皇の外戚に誰がなったかによって、

移り変わる時代だった。

 

そのど真ん中にいたのが、

道長の父兼家で、兼家は、兄の兼通と

折り合いが悪くて、氏の長者どころか、

官職も奪われてしまうような事態となって、

うやく右大臣にまで登った苦労人

 

兼家は、そのため

その子の詮子(あきこ)(吉田羊)を

円融天皇に嫁がせて、皇子が生まれると、

円融天皇を呪詛してまでも、退位に導き、

その後の花山天皇も、道兼を使って、

謀略的に出家させ退位させ、詮子の子を

一条天皇にした。

 

これで兼家は、右大臣から、摂政になった

その後、に兼家が亡くなり、道隆が関白となり

一族を次々出世させ、

今度は、道隆、道兼が亡くなったところから、

道長の出番となる。

 

その結果として、兼家の一族間の争いとなり、

道隆の子の伊周(これちか)と

兼家の子の道長との権力争いになった。

 

これを関係図にすると

これで少しは、分かりやすくなるかな。