今年も川崎大師のお茶会が近付いてきた

ということで、準備をかねて昨年出された

お道具を復習してみよう。

 

薄茶席が3席だったので、

薄茶器は、平棗 菊桐

裏千家15代鵬雲斎大宗匠箱書

 

もう一つは、夜桜棗

写真は、場所がら真っ黒にしか

映らなかったので、この写真は

当日のものではなくて、

私の持っているもの

お釜は、平蜘蛛釜

それほど古そうには見えないが、

茶会記には桃山時代との記載がある。

炉縁は、海松貝蒔絵

裏千家15代鵬雲斎大宗匠の

花押もあり、箱書

よく見ると、透き木である。

 

もう一席は

お釜は、春秋釜 与兵衛造

裏千家14代淡々斎箱

炉縁は、とても綺麗な蒔絵で

花筏(はないかだ)蒔絵

裏千家15代鵬雲斎大宗匠在判

 

よく見ると、釜の肌に文字が

浮かんでいるのが分かるので、

それが春秋に関係するものなのかな。