先日先生から、

今月のお稽古をどうするのか

ご相談があって、そのときに、

今月からは、炭手前を増やそうという

話になり、それはいいですね、

とお答えした。

 

ところが

4月は炉に釣釜が設えてあることを

すっかり忘れていた。

 

ええ、炭手前をやるのはいいが、

釣釜でやることなど、

予想もしていなかった。

 

これまで私の教室では、

釣釜が設えられていても、それは

先生しか扱ったことがなく、

私も、うっかり釣釜の扱いを間違うと

鎖で釣られている釜をひっくり

返してしまいそうで怖いので、

近寄らないことにしていた。

いきなり釣釜で炭手前か・・・

誰がやることになるのか、弟子の数人で

顔を見合わせたら、皆私をみて

お願いしますという。

 

仕方なく私が最初に亭主役を

務めることになったが、

先生から、追い打ち!!

 

できるだけ沢山の方が

練習できた方がいいから、

初炭所望」でやりましょう。

炭をつぐのは、○○さんお願いします。

 

釣釜を扱うだけでも初めてなのに

それで炭手前をやるだけでなく、

「初炭所望」をやるはめに・・・

初めて尽くしというのは

こういうこと。

 

裏千家茶道点前教則で、予習しないと

明日がお稽古日で・・・

(写真は「裏千家茶道点前教則4炭手前」より)