今日は、私が通っている教室は、

初釜である。

いつも初釜は、茶事の流れでやること

になっていて、最初の入室から、

寄付で待って、白湯をいただき、

 

先生の迎付で、

蹲踞を使って、順次入室し

床、炉を拝見し、

定座に座ると、

亭主と正客のご挨拶をして、

掛け軸の読み上げ、

 

そして亭主役による初炭手前

となって、それが終わると、

先生がご用意いただいた懐石を

いただくことになる。

 

退席したのち、銅鑼の合図で

後座が始まり、これは七事式の

一二三之式でやることになって

いるので、長盆に蓋箱と折据を

準備する。

札はこんなもの

長盆に札の入った札箱をならべ

それに札を入れる折据を立て掛け

亭主が正客の前に持ち込む。

亭主のお点前が終わり、

お仕舞の挨拶で、

長盆を回して、札箱をとり、

末客が長盆を正客の前に戻す。

 

道具の拝見をしたのち、

客は札箱から、札を出して、

そのお点前を評価した札を取り、

これを膝前に置いて、札箱を

その上に置いておく

 

末客が拝見の道具を返すと

正客が長盆を出して

選んだ札を折据に入れ

次客に送り、末客まで行くと

末客が折据の札を出して

長盆に並べて、正客に戻す

 

末客が長盆を正客に返すと

正客は並んだ札を拝見して

札箱を並んだ札の手前に置き、

次客に送り、末客が札箱を置いて

これを踏込畳の縁外に持出す

 

亭主が入って、盆の札を拝見

長盆を持って、感謝して

主客総礼

長盆をもって水屋に下がる。

再度、入室して送り礼

(写真は「裏千家茶道 点前教則

「七事式一」(淡交社)より借用)

 

どうか上手に役が務まりますように