変体仮名の一覧表は、多くの本で見かけるので、

それを見て覚えることなるが、

ただ、それで簡単に覚えられるくらいなら、

そう苦労はしない。

 

まずは、「あ」から「な」

 つぎは、「に」から「を」

以上は、宮帯出版社「茶道実用手帳」から借用しました。

 

変体仮名の基本としては、

1       変体仮名は漢字のくずしであること

 変体仮名は、すべての表記が漢字でなされていたころ、

 日本語を平たく表現するために作られた文字で

 その大本は漢字で、これが崩された文字である。

 

 そのため

 変体仮名を読むときに、最初は

 その崩された文字の元になった漢字が

 どの漢字か、を考えることになる。

 

 漢字の草書を勉強していると、読める字もある。

  → 読み「こ」→元字「古」 

   → 読み「た」→元字「多」 

    → 読み「ふ」→元字「婦」 

   → 読み「む」→元字「無」 

    → 読み「り」→元字「里」 

    → 読み「る」→元字「流」