●そして夜は甦る
著者:原尞
版元:早川書房(ハヤカワ文庫)
発行:1995年4月15日
定価:本体820円+税
昨年5月に亡くなった原尞(享年76)を
ボツボツ再読している。
今回は長篇デビュー作の『そして夜は甦る』。
<西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える
私立探偵沢崎の許へ海部と名乗る男が訪れた。
男はルポ・ライターの佐伯が先週ここへ
来たかどうかを知りたがり、二十万入った封筒を
沢崎に預けて立ち去った――。>(カバー裏より)
最初に読んだのは単行本(1988年4月刊)が
発売されて間もない頃だったと思う。
別段“あの頃”を思い出したりはしなかったが、
沢崎のカッコ良さは相変わらず。
それはそうか(笑)
こちらもぼちぼちと。