松尾さんは、空手に帰っていく人だから。
そんなことを多朗太さんに言われたことがありました。ヨガも、システマも、そのための大切な出会いであり、時間なんだ、と。
確か、そんな話でしたっけ。
私は、自分を空手家とか、武術家なんて、思ったことがありません。
流派も、会派も、段位も、
インストラクターのライセンスも、
経験も、実績も。
肩書きや看板も。
最近は、ふと忘れて、ただただ稽古に。
仲間たちとの時間に身を委ねるようになりました。
それを楽しむ自分が、一番好きだったりします。
一稽古人である私は、空手も、ヨガも、システマも、これから学ぶものすべてを、極めるのではなく、ひたすらに生きることに使っていこうと思う今です。