「システマはあらゆる運動の背後にある原理となります」
コンスタンチン・コマロフ
空手が肉体・精神・動作を積み上げて、武の感性を創り上げていくものだとしたら、
システマは、まず感性・感覚があり、そこを掘り下げることで、クリエイティブな動きを創出していく作業のような気がしてる私です。
9月11日土曜日18時30分からのシステマ教室(参加16名)にも、翌12日日曜日10時30分からの臨時教室(参加6名)にも、コロナによる時間変更もあり、空手教室からシステマ教室が連続して行われるようになったため、空手教室の生徒も参加してくれるようになりました。
子供たちにはナイフワークではなく、ショートスティックによるワークになりますが、それからのグラブエスケープやテンションリターンなどのワークは、みんな楽しそうで、かつ、よくできてました。
一見難しそうなことができてしまうのは、一種の自己肯定感を満足させるようです。
そればかりを求めると本質を見失いますが、その過程を楽しんで、試行錯誤する感覚を養うには案外必要なものかもしれません。
「学ぼうとする意欲が強すぎると『自分にはあれもできない、これもできない』と自分自身に対して否定的になってしまいます。それよりも『自分には何ができるのか』という視点に立った方が良いでしょう」
ヴラディミア・ヴァシリエフ
真面目に取り組みながらも、リラックスしてやりましょう、という意味も込めて。