日本人という生き方 | 魁!稽古人、徒然日誌

魁!稽古人、徒然日誌

空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古している還暦まぢかのオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

 
筋が通らないと憤る人がいます。
 
その人の言葉に頷きながらも、違和感があったら…。
 
あなたはどうしますか?
 
 
 
私は、私にできることを考えます。
知ることは大事ですが、知ることで怒り、動きが止まってはいけません。
 
 
 
せらない。
こらない。
ばらない。
さらない。
いらない。
 
 
 
コロッケさんのお母さんの教え『あおいくま』だそうです。また聞きなので間違ってたら、ごめんなさい。
そこには他力本願や責任転嫁を戒める言葉が並びます。
 
昔の日本は貧乏でした。
昔の日本人は貧乏でした。
だから助け合って生きてきました。
自分だけが…なんて思いは、かなり恥ずかしいことだったようです。
ボランティアも素晴らしいですが、互助という言葉の方が私にはしっくりきます。
助け合って生きていく…法律や社会保障も、もちろん大事でしょうが、日本人が、かつて、当たり前に持っていた心と行動を取り戻すことの方が先決な気がします。
 
 
武術は心身の総合学問だそうです。
生死を賭けて学び体系化された中には格闘技術より、その多くを闘いに至らないための見切りと見極め、人生哲学が貫かれ、それが身体操作に昇華され、恥を知り、覚悟する心が育まれるようです。
 
 
 
お金はあるにこしたこたぁない。
でも、ありすぎても人を狂わす。
この国は経済大国といわれ、少し日本人を狂わせたのかもしれません。
権利だけを主張しすぎてもみっともないなぁ~、と。しかも、十分に恵まれてる人ほど権利を主張し、本来、助けられるべき人たちが放置されてるような…。
 
目の前に転んだ人がいたら手を貸しましょう。例え、お礼を言われなくても。
“恥ずかしくて焦ってたんだなぁ”と思えばいい。
助けられたら、悪い気はしません。
その人が、また誰かに手を貸し、
その誰かが、また誰かに肩を貸す、
そんな互助の連鎖を信じて行動することを、私は子供たちに見せていきたいと思います。
 
 
今日も頑張って生きましょ続!稽古人、徒然日誌-0431.gif