宝塚歌劇初鑑賞 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

 

  

以前から観たいと思っていた宝塚の舞台に漸く当選して、2月9日から宝塚大劇場で

上演されている花組の「アルカンシェル~パリに架ける虹~」を観劇して来ました。

初めて尽くしだったので、まず劇場の広さに圧倒されたことと、千鳥配列に傾斜を

付けた客席、オーケストラの生演奏に舞台の仕掛けと、専用劇場だから可能な気配りが

随所に施されていました。

 

 

内容も、現実離れしたロマンチックな世界が展開されると思いきや、

ヒトラーが発した「パリは燃えているか?」で知られている、第2次世界大戦中の

ナチスドイツに占領されたフランスのパリが、連合軍と連携したレジスタンスの

活動によって4年後に解放されるまでを、レビューシーンを交えて感動的に描かれていて、

勿論9割の女性で埋まった客席をピンク色に染めるラブロマンスも織り込まれてある、

贅を尽くした2時間半の大作でした。

 

 

 

今も宙組の女性団員急死問題で揺れる宝塚劇団ですが、昨年創立110周年を迎えた

宝塚の自信と誇りが窺われる舞台を観て、この輝きは誰も消し去る権利はないと、

強く思いました。

 

因みに、公演当日は雨が降って寒かったので、車で移動したのですが、

劇場に最も近い西駐車場は、1回目の公演が終わっていなかったので満車で、

立体駐車場は空きがあったようですが、花のみちを抜けた交差点の正面に立地している

ソリオ(SORIO)1の地下駐車場に空きがあったので、こちらを利用しました。

200台の駐車スペースがあって、買い物客の入出庫が頻繁に行われているので、

当日は日曜日でしたが70%程の稼働率だったので、確実に駐車できると思います。

料金表示は30分200円になっていますが、出口にある詰所に駐車券と宝塚劇場の

当日チケットを持って行けば、終日利用できる券(800円)を発行してくれるので

お薦めです。

 

 

 

 

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