原始神母in味園ユニバース | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

 

大阪味園ユニバースで開催されたPINK FLOYDのトリビュートバンド「原始神母」の

ライブに2度目の参戦。最初のライブも同じ会場だったのですが、

今回はPINK FLOYDの最も有名なアルバム「狂気」の50周年を記念したライブだった

こともあって、会場は前回の倍近い観客で埋め尽くされていました。

ただ第1部のライブ・アット・ポンペイは、「エコーズ」や「吹けよ風、呼べよ嵐」等

馴染みのある曲はありますが、マニアックなファンにしか受けない前衛的な曲が多く、

しかもメインである「狂気」の2倍近い演奏時間で、セットリスト的には残念な構成でした。

今回一番不満だったのは、全体を通してシンセサイザーの音に違和感があって、

PINK FLOYDの淀みない旋律を損なっていたことでした。

バンドの独自性を出すのは吝かではありませんが、琴線を擽る大事な領域には、

土足で踏み込んでほしくなかったです。

2回のライブを見て感じた事は、やはりグループ名の基になっている「Atom Heart Mother」

の演奏がライブ向きで最も完成度が高く、毎回「Atom Heart Mother」をセットするべきだと思いました。

 

 

 

 

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