NMB48近畿十番勝負2019 チームBⅡ岸和田公演 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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NMB48近畿十番勝負2019 岸和田チームBⅡ公演に、妻と鑑賞して来ました。

モバイル枠キャンセル待ち当選でしたが、座席は舞台から3列目のほぼ真ん中と言う

絶好のポジションで、更に前席の観客が背丈の低い方だったので視界を遮るものがなく、

思わず妻と顔を見合わせて、互いにほくそ笑んでしまいました。

そして、いよいよオープニング。

舞台上には、襖をイメージした装置が設営されていて、それが開かれてメンバーたちが

登場すると、会場全体にどよめきが起こり、いきなりクライマックスを迎えました。

何と、あの艶かしい猫耳衣装で知られる「妄想ガールフレンド」でスタートが切られたのです。

目の前で展開する天使たちの舞いが眩しすぎて直視出来ませんでしたが、

その健康的なお色気(ダイナミックボディの加藤夕夏を除いて)に、私の中にある一切の

不純物が洗い流されていました。

 

  

          山本彩加                       山本望叶

 

NMB48近畿十番勝負は、NMB48劇場の新公演と重なったこともあり、目新しいセットリストを

組むにはスケジュール的に限界があったと思われ、NMB48を詳しく知らない妻が、聴きなじみの

ある曲が多かったので楽しめたと言っていたように、従来のコンサートを踏襲する内容に

なっていましたが、それを補うために構成面で新たな試みが見られ、まだまだ稚拙ですが、

メンバーたちの第2章にかける思いが、目に見える形で表現されていたと思います。

 

 

今回は手の届く距離でパフォーマンスを見ることができたので、メンバーの表情まで

確認できましたが、やはり山本彩加の威風堂々とした佇まいに、NMB48の明るい未来を

見ることができました。人気急上昇中の梅山恋和は、見るたびに美しさを増していますが、

時折照れ笑いを見せる等おどおどした性格は相変わらずで、あどけなさが消えて

お色気が出る年代になるまで、本格化するのを待たなければならないでしょう。

他で目立っていたのは、妖艶美の山本望叶と清純美の泉綾乃で、この二人が舞台に

彩を加える役目を担っていました。

 

                 梅山恋和

 

7年前に、同ホールで見た大阪十番勝負に出演していたメンバーで活動を続けているのは

二人(白間美瑠、吉田朱里)だけになり、すっかりNMB48も様変わりしましたが、

どんなにメンバーが変わっても、商都大阪に集まってくる多種多様な人に対応するための、

アレンジに富んだ粉もの文化を実践しているNMB48が、この大阪らしさを失わない限り、

私はファンであり続けることでしょう。

 

 

 

NMB48 『近畿十番勝負2019』

4/4 岸和田市立浪切ホール 大ホール

 

出演メンバー
東由樹、梅山恋和、加藤夕夏、小嶋花梨、塩月希依音、城恵理子、上西怜、

内木志、中川美音、本郷柚巴、山田寿々、山本彩加、山本望叶(チームBⅡ)

泉綾乃、新澤菜央、南羽諒(研究生) 

 

セットリスト

 

overture

01 妄想ガールフレンド
02 アップデート
03 法定速度と優越感
04 Only today
05 恋愛ペテン師
06 美しき者
07 床の間正座娘
08 らしくない
09 しがみついた青春
10 Must be now
11 奥歯
12 桜の花びらたち
13 ドリアン少年
14 純情U-19
15 オーマイガー
16 北川謙二
17 欲望者
18 甘噛み姫
19 ナギイチ
20 僕らのユリイカ
21 高嶺の林檎
22 ワロタピーポー

 

アンコール

23 情熱ハイウェイ
24 僕だけのvalue
25 まさかシンガポール

26 二番目のドア

27 青春のラップタイム

 

 


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