2月24日に放送されたAKB48 SHOWは、昨年のAKB48グループユニットじゃんけん大会で
準優勝した、NMB48の村瀬紗英と矢倉楓子のユニット“ふぅさえ”と、ソロで参加して3位になった、
SKE48の白井琴望が出演して、それぞれに与えられたメジャーデビュー曲を、フルコーラスで
TV初披露しました。
“ふぅさえ”の「あばたもえくぼもふくはうち」は、昭和の流行言葉“あばたもえくぼも恋のうち”を
捩った、遊び心満載のユニット曲で、乗りの良いメロディーと口遊みたくなる歌詞が、カラオケを
意識した作りになっていて、優勝した“fairy wink”(HKT48荒巻美咲と運上弘菜のユニット)の
表題曲「天使はどこにいる?」よりも、私は好きです。
一方の白井琴望の「誰にも言わないで」は、第5回じゃんけん大会で優勝した渡辺美優紀の、
昭和アイドルを意識したソロ曲「やさしくするよりキスをして」に酷似していて、没になって
お蔵入りしていた候補曲を宛がえられたのかと思う程に、手抜き感が否めません。
秋元康の仕事ぶりを見ていると、素材になるメンバーによって、出来不出来に差があるようで、
デビュー曲「サイレント・マジョリティー」から6枚目の最新曲「ガラスを割れ!」までの
欅坂46に提供した楽曲に対する力の入れようからも分るように、今最も創作意欲を
触発されているメンバーは、平手友梨奈であることは、間違いないでしょう。
矢倉楓子と村瀬紗英 白井琴望
写真出典:AKB48 SHOWブログ
左から秋元康、前田敦子、平手友梨奈、篠田麻里子、峯岸みなみ、堤幸彦
写真出典:instagram