「進撃の巨人」実写版 大炎上 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

 
出典:You Tube

累計部数4000万部を超える人気コミック「進撃の巨人」が、実写で映画化されることを
知ったコアなファンの多くから、作品の持つ世界観を壊されるのではないかと危惧する
声が上がり、公開前からネットで炎上していましたが、無謀にも脚本担当で参加した
映画評論家の町山智浩は、その状況に恐れをなしてか、公開直前に原作者の意向に
沿ったストーリーに仕上げたと予防線を張りますが、その発言が言い訳がましいと、
さらに火に油を注ぐ結果になり、出来上がった作品は予想通りにYahoo!レビューで
5点満点の2・16点(8月19日現在)との散々な評価を受けて、今後の映画評論活動に
支障をきたす結果になってしまいました。
ネットの誹謗中傷者に対して、『「どうせ失敗する』とか言って、人が命がけで戦って
いるのを冷笑して。自分は何にもしない人たちもいますけども。』とラジオ番組で怒りを
ぶちまけていた町山さんですが、初めて作り手側の苦労を味わったことで、
今後その発言が自分自身に向けられていた事を知ることになるのでしょう。
原作を読んでいない観客には、怪獣映画を観る感覚で楽しめたのでしょうが、構想では
全25巻(現在17巻まで出版されている)になる未完の大作を、3時間の上映時間に
収めるのは土台無理な話(ハリウッドも「デューン 砂の惑星」で失敗)で、最初に
「告白」の中島哲也監督で予定されていた、東京に巨人が出現するというスピンオフ作
にしたほうが、ファンは納得したのではないでしょうか。



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