9.0:Live//Slipknot | ヘッドフォンをすれば、どんな時も五月晴れ

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最近何故かSlipknot熱が再熱!!
何で今更なのか/(^o^)\

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【アルバム名】
9.0:Live


【バンド名】
Slipknot

【感想】
YoutubeやライブDVD、そしてこの9.0:LiveでずっとSlipknotの単独ライブに行くのを夢見てた。
そして去年10月に、自分も参戦出来て本当に嬉しかった。期待以上のものだったのにとても驚かされたというのもあった。
なんせ、Slipknotのライブは本当にライブというより、エンターテイメント化されていて、何においても飽きない。
耳も飽きない、目も飽きない、足も飽きない…体中が飽きない素晴らしいパフォーマンスだった。
晴れて自身もSlipknotのライブに参戦が叶ったということもあって、最近また9.0:Liveを聴き直してみると、どこか物足りなさを感じた。
去年のライブ参戦前は9.0:Liveをよく聴いてて「Slipknotのライブってこんな感じなんだぁ」となんとなく感覚を掴めてたのだが、今では何か足りないと思った。
何が欠けてるのかなぁと考えた結果、【目も飽きない】部分のSlipknotのライブだった。

Slipknotのメンバーは9人もいて、9人というのは、バンドとしては人数が多く迫力のみという一見思われがちだが、ファーストを初めて手にした時はSlipknotは9人でバランスに聞き入った。
9人それぞれが与えられた使命を果たすかのように個性があるにも関わらず、綺麗にまとまっている。
アンバランスなはずなのにバランスが取れている猟奇的爆音に自分はとても惹かれていった。
それはライブにおいても事実であった。
9人バラバラに行動してるかと思えば、9人全員が同じタイミングでヘドバンもする。
9人はそれぞれのパートも果たしながらも観客を挑発したり、一緒に飛び跳ねたり、オーディエンスを、メンバーを、自分自身を楽しませている。
Slipknot一人ひとりの行動がとても飽きない。お互いに弾む感覚が、単独に行って感じられた。


その為、9.0:Liveの選曲や曲順はいい物の、SlipknotのライブはCDだけでは表しにくいのだろう。
Slipknotは耳と目の両方で味わうべきだと思う。
9.0:Liveより、ライブDVDのDisasterpieceの方をお勧めしたい。
このライブアルバムではドラム、ギターソロ、DJソロを澄まして聴いて欲しい。繊細さと激しさが一層増して聴けると思う。
だが、Slipknotを味わいたいと思うなら、映像の方を楽しんで欲しい。
パーカス組とDJの暴走っぷりには、凶暴さはもちろん、ボーカルに怒られたりする場面はどこか微笑ましくて面白い。



【STARS】
★★★★☆☆☆☆☆☆