バニーです。

 

 

 

明日、というか

今日の日付が変わってまもなく、

夏至を迎えます。

 

 

 

占星術上における夏至は、

蟹座に太陽が入ったタイミングを指します。

つまりここから1ヶ月は、蟹座のシーズン。

そして夏至は、

陰陽の陽が極みを迎える日でもあります。

 

 

 

 

 

ではこのタイミングに際して、

今年の夏至のホロスコープを見ていきます。

 

 

 

17日の射手座満月の星詠みでもありました通り、

今回の夏至図でもパッと目を惹きつけられるのは、

蟹座ー山羊座のラインです。

 

6/17 射手座満月の星詠み 〜ブレの作用に惑わされず、未来を見据えて

 

 

 

特に、蟹座の火星と山羊座の土星は

非常にタイトなオポジション。

しかも、4ハウスー10ハウスの

いわばホーム状態でのラインを形成しています。

(ハウス5度前ルールを適用しています)

 

 

 

さらに、蟹座の火星には水星が、

山羊座の土星には冥王星がコンジャンクション。

加えて、ドラゴンヘッドは蟹座で、

テイルは山羊座。

 

 

 

このように兎にも角にも、

蟹座ー山羊座ラインが濃密。

そして、各々コンジャンクションが

ICとMCの近くで起こっているという。

 

 

 

これだけ緊迫した状態の

蟹座 vs 山羊座をなだめているのが

魚座にいる海王星となるわけですが、

この海王星はこの夏至を迎える前に

逆行を開始しました。

 

 

 

これでこの夏至図では、

木星・土星・海王星・冥王星の

4天体が逆行している形に。

 

 

 

 

そして最近ずっと続いているのが、

柔軟宮同士の絡み。

今回も、双子座・射手座・魚座で

Tスクエアが形成されています。

 

 

 

これを構成しているのが

金星・木星・海王星ということで、

お金絡みの曖昧さや狡さ、

詐欺といったイメージも出てきます。

 

 

 

あるいは、稼ぎへの怠惰さ、

仲間に対する甘え、

ふわふわとした理想やロマンへの希求も。

ですがこれは一方で、

ロマンティックな夢という見方もできます。

海王星が逆行を始めたということもあり、

過去のロマンや夢をなぞるようなことが起きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも今回の夏至図では、

やはり蟹座へのフォーカスが外せません。

現在、蟹座は火星と水星を擁し、

肚の中に激しい一物を抱えているような感じです。

どうやら家庭の中でそれが起きやすいようで、

家族からの影響も受けやすいでしょう。

 

 

 

これに真っ向から対峙しているのが

山羊座なわけですが、

この山羊座は社会の頂点の場所で

土星と冥王星を重ねています。

 

 

 

これにより、

長らく続いてきた社会の古いシステムは、

根底からますます覆されていくことでしょう。

特に、働き方や仕事に関すること

それが顕著に起こってきます。

 

 

 

昭和の時代から続いてきていた

企業の古い体制やシステム、

時代にそぐわなくなった仕事は、

今後さらにさらに淘汰されていくでしょう。

 

 

 

これを他人ゴトだと眺めているのではなく、

自分がそのような場所に属していないか?

そのような働き方をしていないか?

ということを、

今一度このタイミングで振り返ってみてください。

 

 

 

 

この流れは今後も、確実に顕著になっていきます。

今年は天王星が牡牛座に入ったこともあり、

時代の潮流に見合わなくなった仕事は

どんどん無くなっていきますし、

モノを所有することに対する意識も

ますます変化していきます。

 

 

 

 

いつまでも古い価値観を持っていたままでは、

その潮流に乗れない時代になっているのです。

 

 

 

こちらもご参考に。

 

 

 

 

そしてこの夏至図では、

ホームの重要性が問われているような気がします。

 

 

 

毎日元気に仕事ができるのも、

美味しいごはんが食べられるのも、

安心できるおうちがあるからこそ。

いつもの慣れ親しんだ場所があるからこそ。

心安らぐ家族がいるからこそ。

 

 

 

このことに、

みんなが今一度立ち返るタイミングではないかと感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個の輝きを持って

ステージに立ちたいのなら、

その前には必ず足場を整えなくてはなりません。

これが、占星術における蟹座の立ち位置です。

 

 

 

わたしわたし!

こんなにステキなわたしを見て!

とみんなに自分を見せたいのなら、

まずは足元をちゃんと地面に着けましょう。

 

 

 

仕事ばかりでロクに

ちゃんとしたものを食べていない

家に帰ってもなんだか安心できない

家の中はぐちゃぐちゃ

よく眠れない

いつも不安でぐらぐらしている

 

 

 

こんな状態では

何をやってもダメなんだよ、ということ。

人間らしく幸福に生きるためには、

大前提に日々の衣食住があるのだということ。

だからこそ、当たり前の日常を大切に。

 

 

 

 

その日常を支える社会の雇用システムや

働き方はますます変化していくでしょうが、

それに対応できるよう、

まずは自分の足場を固めること。

日常の衣食住を慈しんで、

お家でも笑顔でいられる生活を。

 

 

 

 

 

 

おいしいごはん。

ふかふかのおふとん。

あたたかなふれあい。

そばにいるひとを、たいせつに。

 

 

 

 

 

 

 

 

バニー