天体順行の期間が終わり、
11日より木星が逆行を開始しました。
ちなみに、前回の逆行天体は水星でした。
これが3/29より順行に転じ、
そこから4/10までは10天体すべてが順行。
実はこういった全天体順行というのは、
一年のうちほとんどない現象なのです。
逆行というと
みなさんがよく耳にしているものに、
水星の逆行があるかと思います。
ですが実際は
逆行するのは水星に限らず、
ほかの天体にもあります。
そしてこの逆行期間においては
水星に限らず、共通のテーマに
まつわることが起こりやすくなります。
それは何かというと、
「過去の再生」にまつわることです。
例えば、
・（過去にやってたものを）やり直す
・（過去にやってたことを）再びチェックする
・（過去に学んだことを）学び直す
・（過去に渡しそびれていたものを）与える
・（過去に置いてきたものを）取り戻す
こういった感じのこと。
天体が逆行している時というのはこのように、
過去の作業や経験をフラッシュバックさせるようなことが起こりやすいです。
そして、今回の逆行天体は木星。
木星は【拡大・発展】の星。
しかも、ホームである射手座にいます。
つまり今回の逆行を
ざっくりと表現するならば、
社会的に拡げていきたいことを
見直す時期に差し掛かったと言えるでしょう。
ちなみにこの木星逆行は、
盛夏の頃（お盆の直前）まで続く
スパンの長いものです。
そのため、
今から真夏のあたりまでは
この影響下のもとにいるということを
頭の隅に置きつつ、
見直しを入れるところには
それを実行していくといいですね。
もう少し具体的に言いますと、
今回の逆行は射手座で起こっているということもあり、
射手座分野に関することへの影響がさらに強まるでしょう。
度数で言えば、
射手座の24度から14度まで戻ります。
成熟さを帯びた射手座の領域から、
純粋なる射手座へと。
これを一度ずつ読んでいくのは割愛しますが、
今現在は射手座24度（数え25度）のカラーを帯びています。
ポイントとしては、
時を追うごとに魚座にいる
海王星とのスクエアが強まっていくこと。
そのため、
豊かに湧き上がる
イマジネーションや
理想とするビジョン、
その人道主義的な優しさは素晴らしい。
しかし、それを現実でどう活かす？
その落とし所はどうするの？
というところに対して、
山羊座にいる土星と冥王星が
現実的な落とし所へと
導こうとしてくれているような、
そんな感じが見られます。
さらに、おひつじ座にいる太陽の
情熱的サポートも入っています。
ただ、パキッとした行動指針が
見えてくるかというと微妙な感じ。
今は置かれた場所で自分にできることを
やっていく時期になるのかなと思います。
ちょっと抽象的な言い方になってしまいましたが、
何か思い当たる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この木星の配置により、
今月は今いる環境の中で
先人の模倣をして学ぶこともあるでしょう。
ちょうど時期的にも先輩の見よう見まねで
仕事を覚えていこうとしている人も多いでしょうが、
最初はなんでも
真似から始まります。
その真似をしたい対象が
なかなか定まりにくい時期でもありますが、
模倣は学習と体得において
絶対的に欠かせないものだとわたしは思います。
真似はするのもされるのも
イヤだという人もいるでしょうが、
今までの自分と違う結果を得たいのなら、
それまでのやり方は捨てなくてはなりません。
今までの行動の逆に針を振り切りまくるような、
それくらいの勢いが変化には必要だったりします。
・
・
おや？
話が逸れてしまいました
こういう自分の考えを書き出すと
延々と書けるのですが、
ひとまず、わたしが思うところの
今回の木星逆行の話でした。
今のご自分に響くものだけを
持って行ってくださいね♪