銀杏の巨木を前に古代浪漫に浸った後は、お昼ご飯のお時間。
階上町は、半日を巨木巡りで費やせるぐらいに巨木が沢山で、私有地に生えている所もあるようだ。
大きなトチノキもあって、丁度開花しているかもしれない時期だったのだが、
とにかく時間が限られているので、今回は断念した。
次の巨木スポットの超最寄りがお食事処「東門(とうもん)」さんでランチ。
なので、食事処の駐車場あたりに↑看板がある。
更に鐘のお堂(だったかな)があり、
見逃しそうなその横脇に、小さな看板が。
見上げてみれば、木に絡む、巨大な藤。
何処から何処までが藤さんなのか、
巻きついているのか、巻きつかれている木なのか判別が難しいが、ここだけアマゾンっぽくて、なんかすごい(語彙力)。
どうなってんの?
どうなって、こうなった?
宙に浮いたまま伸びたん?
あぁ、でもそうか、長く生きてると、絡んでいた枝や木が折れたり倒れたり枯れたりってことがあったんやろね。
すごいわ、ネジネジにウネウネ(言い方)。
花が咲いている時にも見てみたい。
誰かupしてくれー。
写真↑のように、藤さん、斜面のヘリみたいな所に生えていて、根本が大きく傾いているので、
幹のそばには近づけなかったが、大きさの分かる写真は残したい。
という事で、しゃがんで幹に並行になるように体を反らせて無理やり撮った↓(体硬い)。
恥を晒して下手くそ自撮りを載せてみたが、
この写真だと、ナラの木と藤がお互いに絡み合って伸びているのがよくわかる。
ナラ氏は幼い頃から藤氏に巻きつかれ、必死に抗い続けてきたのか。
ナラ氏の曲がり具合もなかなか見られないものだったりして。
生きているナラ氏すごいわ。
実はこの場所、この時は全然整備がされてなくて、下草とかも多くて、「ここ歩けるの?」って場所だった。
季節的にはまだ早そうなのに、小さな羽虫が沢山飛んでいて、
虫苦手な友人はひぃひぃ言いながら待っててくれてました(すまぬ)。
最近のGoogle地図さんを見ると、藤氏を示す墨書き看板が新しい物に立て変えられていて、
近づいて撮影しやすくなっているように見えました。
(定期的開催されているらしい地元の巨木ツアーの時期に合わせて整備する事になっているのかも?)
羽虫天国を抜け、お堂から下り「寺下の滝」へ向かうと、一気に空気が澄む。
さすが行基イチオシの場所だけある。
(パワスポか?噂のパワスポなる場所なのか?)
癒やし。マイナスイオン。
(次いでに言うと、この滝のすぐ横にある「潮山神社」にも巨木があったのだが、どれか当該の木なのかよく解らなかった‥‥。)
寺下観音内には神社の御神木レベルの木がそこらじゅうにある。
写真撮ろうとするも見ての通り、大体、大き過ぎて、参道以外ではなかなか画角に入らない。先端まで見えない。
(だから潮山神社の巨木も分からなかったということに)
階上町は、普通にそのへんの道路の脇に生えている木がもう、えっ?これ巨木に書いてあるのじゃないん?て二度見するほど立派。
ずっと大切に切らずに残されてきたんやろね。
↓因みに、八戸市内の泊まったホテル近くにある神社のこの銀杏も、巨木・古木認定されている木だったようだ。
ほんとかいな、もっと早く言ってや。
前回も書いたけど、冬の厳しい寒冷地で寒さに強く栄養満点の実をつける銀杏は昔からずっと大事にされてきたんやろうなぁ。
後で出てくるけど、縄文時代は青森が日本最先端の文化をもってたから、
高い精神性が受け継がれてきたのかも、とか。
大変な苦しい時代に、切り倒して使おうとか、売ろうとか、あってもおかしくないもんね。
もしかして奥地を探せば縄文杉ならぬ、縄文銀杏とかあったりする?
浪漫ですなぁ。
白神山地も行ってみたいわぁ。
すっごい遠いのよ。調べたけど。
青森県、広いぃ。
次回で二日目の旅の記録が終わ……らないかも。
完全に一年を過ぎてしまった…。うーん。